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12 2022年12月

建設現場の【ねこ】

2024-03-25T14:17:46+09:002022年12月12日|お知らせ, その他, ブログ|

建設現場などで、土砂やコンクリートの残骸を運ぶ際に、重機の入り込めない狭い場所などには、一輪車を使うことがあります!

農家さんや畑などが自宅にある方にも、馴染みがある道具ですよね(^^)

 

 

その一輪車の事を、現場の職人さん達は、「ねこ」または「猫車」と呼んだりしています。

一体なぜ、こんな可愛らしい愛称が付いたのでしょう(^^)?

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由来はいくつかあり、良くいわれているのが建設現場にあります。

解体現場や建設現場には、板を渡しただけの幅のせまーい足場がありますが、

この足場のことを、「キャットウォーク」や「ねこ足場」と呼びます。

ここを通る一輪車をネコと呼んだのではないかという説です。

足場の職人さんが、あんなに高い場所をひょいひょいと身軽に移動する様子は、確かに華麗なねこを連想させますね!

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【ねこ】にはこんな言葉もある!

なぜか建築業界では、「ねこ」が付いている言葉がいくつかあります。

昔から建設関係の職人に、猫が愛されていたのでしょうか(^^)

 

◯ ねこ土台

建物の基礎立ち上がり部分と土台の間にこの【ねこ土台】を挟む込むことによって、土台の腐朽を防いだり、効率よく床下の換気をしたりする工法です。土台は湿気の影響を受けやすく、腐りやすい部分なのです。

別名を基礎パッキンとしても呼ばれていますね。目には見えない部分ですので、一般的には見る機会はありません。

 

◯ ねこ間障子

ねこ間障子は、日本の伝統的な建具である障子の一種です。猫が自由に出入りできるように、障子の一部が可動するようになっています。ねこは自由に出入りできないと障子紙を突き破って出入りしてしまうので、障子の一部に小窓を設け、左右または上下に開くようになっています。

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◯ ねこ足

ねこ足は皆さんも聞いたことがあると思いますが、字のごとく、ねこの足を模した家具などですね。

日本では家具だけではなく、お寺の仏具などにも使われているのですよ。

西洋ではバスタブなどにも使われていて、ねこ足になると途端に可愛いです!

 

今日は、建築業界に多くいる【ねこ】についてご紹介しました。

建築現場で使われる専門用語の中に、なぜかねこが多く登場するのは不思議ですね。

みなさんも、当たり前に使っている専門用語を紐解いて行くと、新しい発見があって面白いですよ~!(^^)!

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30 2022年09月

~今日は何の日~

2024-03-25T14:22:08+09:002022年9月30日|お知らせ, ブログ|

 

9月30日はクレーンの日

みなさん、こんにちは!(^^)!

本日、9月30日は【クレーンの日】だとご存じですか(^^)

この【クレーンの日】は1980年に設定されて、今年で43回目になります。

なぜ9月30日なのかというと、1972年の今日、初めて現在の「クレーン等安全規則」が公布されました。

もともとは日本クレーン協会が、旧クレーン等安全規則の施行された1962年11月1日を【クレーンの日】として制定していました。

しかしその数年後、ボイラ・クレーン安全協会が6月6日を【クレーンの日】として別に制定したため、【クレーンの日】が2つある状況になりました。

二つの協会を管理する現在の厚生労働省から、ひとつに統合するよう奨励されたこともあり、

1980年に9月30日が【クレーンの日】となりました。

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クレーンの日には何をする?

ではクレーンの日って何をするの??と言うと、

事故防止の重要性について、クレーンに関わる人全員で再認識しようね!という日なのです。

日本クレーン協会のデータによると、第1回目のクレーンの日があった1980年は、

クレーン等による死傷者数は6,011人、死亡者数は184人で、これ以降は少しずつ減少傾向にあります。

令和2年のクレーン等による死傷者数は1,589人、死亡者は42人と、1980年以降から大幅に減少していますね。

しかし未だに死傷者が出ていることを考えると、引き続き事故の防止対策を強化しなければなりません。

 

弊社でも安全対策を

弊社でもこの日をきっかけに、スタッフ間で危険について話し合う、勉強会を行うなどして

事故が起こらないように再度意識づけを行います!

具体的には、正しい作業方法の再確認、重機の点検、整備の励行、安全性の確保などを行っていきます。

クレーンだけではなく、玉掛けも併せて再確認します。

どれだけクレーンについて確認しても、玉掛け用具の選定や質量目測を誤ると、事故に繋がります。

荷姿や立ち位置の確認、共に作業をする仲間への声かけは、まさに玉掛け講習で習う基本中の基本です!

日々仕事をしている中で、どうしても過信や慣れがでてきてしまいますが、

定期的に職場全体で安全水準の向上を図り、事故のない工事を行いたいと思います。

 

今年のスローガン

今年の安全対策のスローガンは、

『慌てず 焦らず しっかり確認 マニュアル守って クレーン安全』

一般社団法人 日本クレーン協会

 

『的確な クレーン操作で ゼロ災害』

 公益財団法人 ボイラ・クレーン安全協会

です!(^^)!

スローガンを心にとめて、これからも事故のない職場作りに努めたいと思います!
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