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7 2023年02月

空き家の土地を売りたい!と思ったら..

2024-06-06T11:42:54+09:002023年2月7日|その他, ブログ, 空き家|

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売却したい土地に空き家が建っている場合、中古住宅付として売却するか、

更地の状態にして売却するか、悩む方は多いと思います。
一般的には、更地にしてから売却した方が買い手は付きやすいと言われていますが、
建物の解体にはお金がかかるため、躊躇する方もいるかと思います。

そこで、空き家と土地をどのように売却するかを決めるのには、
それぞれのメリットとデメリットを理解しておく必要があります(^^)

本日は、空き家が残ったまま売却する場合と、更地にして売る場合のメリット・デメリットをそれぞれご紹介します☆

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現状のまま売るメリット・デメリット

更地にするためには解体費用がかかるため、現状のまま売却したいという方もいることと思います。
空き家の状態が良好で、建物に価値があれば売却できるかと思いますが、

老朽化が進み、住むことが不可能な状態であればなかなか買い手はつかないことでしょう。
しかし、このような場合に「古家付き土地」として、売り出す方法があります。
これは、土地だけの価格で建物の価値は含まないという売却の仕方です。
建物の価値は売主の意向になりますが、木造住宅の場合だと築20年を経過していれば古家付き土地として売却することが多いです。

 

・現状で売却するメリット
空き家を現状のまま売る場合、解体費用がかからないというのが最大のメリットです。
また固定資産税に「住宅用地の軽減措置特例」が適用されているため、税金の負担が少ないこともメリットです。
こういった費用を心配することなく売却活動が進められます。

・現状で売却するデメリット
空き家を現状のまま売る場合、買主が空き家の修繕費や解体費用を負担することになるため、売却価格が低くなりやすい点がデメリットです。
また、空き家は急速に劣化が進むため、掃除や修繕など定期的な管理をしなければならないということも忘れてはなりません。
遠方などの理由により管理が難しい場合は、不動産会社に管理を依頼する必要があり費用が発生する場合もあります。

 

 

解体してから更地で売るメリット・デメリット

一般的には、建物付きの土地よりも、更地の土地の方が買い手は見つかりやすいといわれています。
しかし、解体してしまうと元には戻せないため、解体するかどうかは慎重に検討する必要があります。
判断材料となるメリットとデメリットを確認しましょう!(^^)!
・空き家を解体して更地で売る際のメリット
更地で売り出す場合、買主の解体費用や修繕費の負担がないことから、
売却に繋がりやすいという一番のメリットがあります。
また、老朽化した建物は買い手からの印象が悪く、なかなか売却に結びつかないというのが現状です。

建物がないとその分、土地全体が広々として見えることから、買主の印象も良くなります。
さらに、空き家を解体すると、建物の管理も不要になります。
空き家は、放火などの犯罪に利用されてしまったり、倒壊して第三者に危害を与えてしまったりなど多くのリスクがあります。
更地にすれば空き家の面倒な管理やリスクがなくなるため、安心して売却活動が行えますね。

 

・空き家を解体して更地で売る際のデメリット

更地にする際の最大のデメリットは、解体費用がかかるということです。

解体費用は色々な条件により変動はありますが、一般的な木造住宅の場合100万円以上はかかります。

さらに、固定資産税の優遇に関しても「土地に建物が建っていれば優遇」という特例ですので、

解体した後には固定資産税の優遇はなくなり、売却できない期間が長くなれば固定資産税の負担が重くなります。
更地にした方が良い判断基準
現状のままと更地、それぞれのメリットとデメリットをご紹介しました。
それでも決めかねてしまう…という方は、下記の5つのポイントで更地にするかどうかを判断するのも良いかと思います。

1.建物があるから買手が付かない
3.旧耐震基準(1981年6月以前)の建物だ
4.古民家として評価するには外観が良くない
5.築年数が20年以上経過していて資産価値が低い

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まとめ
今回は空き家の土地を売りたいと考えている方のために、

現状のままで売る場合と更地にして売る場合のメリットやデメリットをご紹介しました。

建物の状態やその他の判断基準で考え、ぜひ納得できる売却方法を見つけて下さい!(^^)/

 

福島県で解体工事をお考えの方はぜひ弊社にお任せください!
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6 2023年02月

\解体工事の安全対策への取り組み/

2024-06-06T11:42:28+09:002023年2月6日|その他, ブログ, 解体のお仕事, 解体工事について|

解体作業の現場では、必ず「安全第一」という看板が掲げられていますが、

具体的にどんな対策をしているかご存じですか??

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解体現場では作業に従事している人間だけでなく、通りかかった人や近隣住民を巻き込む事故に発展する危険があるため、日頃から安全対策を厳しく行う必要があります。

業者が実際に行っている安全対策を知っておくと、

今後解体工事を依頼するときの業者選びにも役立つことと思います!(^^)!

本日は、解体工事の安全対策についてご紹介します^^

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解体事故防止への取り組み

解体工事による事故をできる限り減らすためには、安全対策を何重にも行う必要があります。国が定めた安全防止対策を基本として順守しながら、その他にも企業独自の取り組みしていかなければなりません。

 

①KY(危険予知)活動

『KY活動』とは危険予知活動のことです。事前にどんな危険があるか予測して、

作業員同士で共有します。KY活動は自分や周りの人を守る訓練でもあり、安全に対する意識付けを強固なものにするためにも非常に重要な活動です。

KY活動についてはこちらもご覧ください!^^

> KY活動
②立ち入り禁止の徹底

作業員や関係者以外の人が、作業中の現場に立ち入ることができないようにすることで、物理的に事故の確率を減らします。解体現場では、重機などの大型の機械も使用していることから、特に配慮が必要です。立ち入り禁止の看板や、カラーコーンなどを使用し、分かりやすく表示します。

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③安全パトロールの実施

一日の作業時間の中で、職長が定期的に現場の周りを確認して安全の確保を行います。働いている人や周辺の環境に細かく目を配り、事故を未然に防ぎます。

 

④5S活動の徹底

5Sとは、みなさんご存じの方も多いと思いますが、

「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「躾」の頭文字をとった言葉ですね。

解体現場においては、これら5Sをひとりひとりが徹底して行い、作業がしやすい環境を整えています。ひとりひとりが意識することで、現場の安全性を全員で高めていくのです。

国が定める法律の順守だけでなく、重ねて業者がおこなう地道な安全対策が事故防止につながっていきます。

 

最後に…☆

解体工事の業者を決めるときにまず選択肢として考えてしまうのは、どこが安いかだと思います。決して安くない費用が発生する解体工事ですので、費用の面も非常に重要なことではあります。

しかし、それと合わせて安全施工に自信のある業者ということもかなり重要な選択肢のひとつになりえます。

解体工事は、建物が無くなることや更地になることが完了と言いますが、解体工事が無事故無災害で完了して初めて気持ちのいい完了となります☆

解体業者をお選びの際は、ぜひお見積り費用と合わせて安全対策がしっかりとした業者がどうかもチェックしてみて下さい。

 

福島県で解体工事をお考えの方はぜひ弊社にお任せください!
解体工事が、事故無く無事に完了し、お客様に喜んでもらえることが私たちにとって何よりのやりがいです(^^)

まずはお気軽にお見積りからどうぞ(^^)
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3 2023年02月

☆解体の工法と手順☆

2024-06-06T11:42:05+09:002023年2月3日|その他, ブログ, 解体工事について|

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みなさんこんにちは!(^^)!

日々生活を送る中で、解体工事の現場を目撃することは多いと思いますが

あんなに大きな建物をどのように壊していくのか想像できますか??

手当たり次第に壊し始めたら倒壊してしまいそうで危険ですよね?(;´・ω・)

どこから解体していくんだろう..順序などはあるのかな?など

今回は解体の工法と手順についてお話します!

 

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解体工事の工法

解体工事の工法には、様々な種類があります。

建物の構造に応じて選んでいくのですが、ここでは解体工事の工法の一例をご紹介します。

 

①手壊し工法

その名の通り、人の手で解体をしていく工法です。

人の手で解体していくため、木造住宅で採用することが多いです。

重機等を使用しないため、騒音などが比較的抑えられるところが良い点です。

また、手作業で正確に解体していくため、建設リサイクル法などで定められている「分解解体」に応じた形で解体ができます。

しかし、重機などの機械を使用しないため、工期は長くなり、解体費用が割高になるという側面があります。

 

②重機併用工法

重機と手壊しにて解体していく工法です。

現在の解体工事において、最も一般的な工法ではないでしょうか(^^)

住宅同士が密接している日本においては、重機が入り込めない場所が多々あります。

そのため最初に人の手で、ある程度の解体を進め、スペースの確保をしてから次に重機で解体を行います。

 

③圧砕機工法

解体する建物は木造ばかりではありません。

鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造といった、人力で解体が難しい建物には

油圧ショベルやコンクリート圧砕機を使用して解体していきます。

油圧式の機械を使用すると、圧倒的なパワーで鉄骨やコンクリートを破砕したり切断したりできます。

現在のコンクリート解体では、主要な工法とされています。

 

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解体工事の手順

1、足場組み立て

まずは、足場を組み立てて行きます。高い場所での作業にて足場は必要になります。

同時に、粉塵や騒音を防止するため、養生シートもかぶせます。

 

2、まずは手作業で解体

木造住宅や、敷地が狭いような場合、まずは手作業で解体をしていきます。

主に建物の内部から始まり、畳や建具、壁紙や断熱材など、手で解体できることころをすべて撤去します。

外部にも手作業で解体できるところがあれば順次撤去していきます。

 

3、重機による解体

人力で解体が終わったあとは、いよいよ重機の登場です!

重機を使用し、屋根から壁、柱の順で一気に解体します。

重機をつかった作用は、粉塵が飛散するため、散水しながら飛散防止も行います。

また、基礎や地中の杭なども、ここで解体します。

 

4、廃材の分別・搬出

取り壊しが終了したら木くずやコンクリートなどの廃材を分別し、ダンプカーやトラックなどで廃棄物処理施設に運びます。

搬出後、廃材などが残っていないか確認し、最後に整地を行って完了となります!

 

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さいごに

いかがでしたか??(^^)

解体工事は重機にて、一気に取り壊すイメージが強いかもしれないですが、

周辺環境への配慮やリサイクルの観点からも、手作業で細かく進めていくところもあるんですよ!

 

福島県で解体工事をお考えの方はぜひ弊社にお任せください!

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2 2023年02月

解体工事は早めが吉!年々値上がりする理由…

2024-06-06T11:41:37+09:002023年2月2日|その他, ブログ, 解体工事について|

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ここ最近、食料品や電気料金など私たちの生活において必要不可欠なものの値上げが相次いでいます。
そんな中、解体工事費用も年々値上がりをしているのをご存じですか??
解体工事の費用は、今後値上がりの一途をたどり、下がることはないとまで予想されていますが、一体なぜなんでしょう、、、

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解体予定の空き家を所有している人や、今後建て替えの予定がある方などにとって、
解体費用の値上がりはとても頭の痛い問題ですよね。

本日は、解体費用が値上がりしてしまう主な原因2つと、解体費用の値上がりに対する対策についてご紹介します。

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解体費用が値上がりしてしまう主な原因2つ

① 中国の「資源ごみ」輸入禁止
中国政府は他国の廃棄物を原材料として輸入していましたが、
2017年7月、世界貿易機関に廃棄物の輸入を徐々に止めるということを申し出ました。
この中国の申告により、日本国内の解体工事にて発生する古紙や木材チップ、廃プラといった資源ごみが行き場を失いつつあるのです。
こうして日本国内の廃棄物処理場の受け入れがパンクし、処分費用が数年前と比較して、約2倍にまで高騰しています。
今後も、廃棄物処分にかかるコストは解体費用に上乗せされることになります。

② 人件費が高騰
慢性的な人手不足も費用高騰の一因です。
働き手の減少と高齢化は以前からの課題ではありましたが、昨今ではさらに働き方改革が厳しく求められており、会社としてもハードルが高くなっています。
解体に限らずですが、工事事業者はもともと少人数の経営であることが多いため、
ひとりひとりの業務内容は多岐にわたり、人手不足解消の施策が滞ってしまいがちなのです。

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解体費用の値上がり、どう対処する?

2015年に制定された「空き家対策特別措置法」の影響や、今後空き家に対する固定資産税の優遇もなくなりそうなことから、
解体工事の需要は一気に増え、それと同時に解体費用の値上がりも覚悟しなければなりません。

早めに解体工事の値上がりへの対策を講じておくことが重要です。

 

※「空き家対策特別措置法」や固定資産税についてはこちらもご覧ください。
> 空き家の固定資産税4倍!を詳しく解説

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どう対処する??

①なるべく早く解体しよう!
対策は非常にシンプルですが、いずれは取り壊す予定があるなら工事費用が今後高騰する前にできる限り早めに更地にしてしまうことです。
解体するべきかどうかを悩んでいる方がいれば、
不動産業者や専門家に相談するなどして、何らかの対策を講じる必要があります。
このまま放っておくのが一番良くないことです。

 

②廃棄物を厳密に分別する

解体工事費用が高騰している理由に、産業廃棄物の処分費用の高騰がありました。
つまり、解体費用を抑えるためには廃棄物の分別をしっかりと行い、混合廃棄物をできる限り減らすことが一番の近道となります。
具体的には、廃プラスチック、コンクリート、金属くず、ガラス、木くず、紙くずなどをきちんと分別して搬出することが重要です。
しかしコンクリートや木材の分別は、専門の業者でないと難しいことから、廃棄物の分別処理をしっかりと行っている解体業者に依頼することも大切です。

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さいごに
解体工事費用は、今後値上がりすることはあっても、下がることはないと予想されています。
人手不足による人件費の高騰や、日本国内の最終処分場不足などが値上がりの原因となっているためです。

解体工事の需要と費用は益々増加していく一方だと思われますので、

早めに何らかの対策を行うことが大切です。
当社では工事費用が高騰している中でも、

一貫した自社施工により、不要なマージンを発生させることなく

高品質・安心価格」を日々追求しています!☆
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30 2023年01月

~解体工事のプロをご紹介~その④重機オペレーター

2024-06-06T11:41:11+09:002023年1月30日|その他, ブログ, 解体のお仕事|

解体現場に欠かすことのできない重機オペレーターとは、主に油圧ショベルやバックホーを運転する職人さんのことです。

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解体現場ではコンクリート壁や太い柱といった、人力では解体が困難な部分を

この職人さんが解体していきます。
本日は人力を超えたパワーを持つ重機を、手足のように駆使する

重機オペレーターの魅力をご紹介します。

 

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重機オペレーターの魅力

〇 社会に貢献できる
重機オペレーターの仕事は、先述したように手作業では難しい部分の解体や運搬作業を行うことです。
重機を使って作業すれば業務がとても捗るため、工事を効率良く進めるという役割もあります。
専門性が高く誰にでもできるというわけではないこと、また日本で多い自然災害時などにも活躍できる職業のため、社会に貢献しているという意義も感じられると思います。

 

〇 現場に求められる人材
重機を運転するには、必ず免許の取得や講習を修了していなければなりません。
慢性的な人材不足にあることや専門性の高い職種であることから、

現場や仲間からとても重宝される存在になります。

 

〇自分の成長が感じられる
重機オペレーターとして経験を積んでいくと、自分で自分の成長を感じることができます。
「作業がスムーズにできた」「悪天候だったけど、いつもの作業時間と同じだった」など、

オペレーターとしての成長を次第に実感できるようになります。
作業が効率良く進むと、「あなたがいると作業が早い!」「現場作業員の負担が減る」と

仲間からの信頼も得られます。
自身の成長を日々実感し、仲間からの信頼やモチベーションを高く保てることも

重機オペレーターの魅力なのです!(^^)!

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重機オペレーターに大切なこと
【安全を守ることが第一】
重機オペレーターはとても魅力的なお仕事とご紹介してきましたが、

良いことばかりではありません。何よりも注意しなければならないのは、現場での事故です。
重機はとても大きな力が働くため、万が一操作を間違うと重大な事故につながります。
大切な建物を損傷させてしまうことや、最悪の場合、自分や他の人を巻き込んだ事故を引き起こしてしまうこともあるのです。
こうした事故を防ぐためにも、現場作業員同士でしっかりコミュニケーションを取りながら作業を進めることが大切です。
いつでも慎重に作業ができる状態で仕事に向き合えるよう、いつでも体調管理に気を配ることも求められます。

 

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さいごに
本日は、重機オペレーターについてご紹介しました。
重機オペレーターは学歴など一切関係なく、磨いた腕ひとつで輝くことのできる職業です。
しかしオペレーターとしての技術はやはり現場でないと磨くことは難しく、

そのチャンスや学びの機会を与えてくれるかどうかは会社によって様々です。

弊社では重機オペレーターへの挑戦を応援します!(^^)!
一人前のプロになれるよう、資格取得支援制度を充実させるとともに、先輩スタッフが丁寧に指導していきますよ (^^)

新しいことにチャレンジしたいという方是非お待ちしてます☆

> 解体・施工事例はこちら

 

27 2023年01月

~解体工事のプロをご紹介~その③石綿作業主任技術者

2024-06-06T11:40:52+09:002023年1月27日|その他, ブログ, 解体のお仕事|

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石綿作業主任技術者

解体工事では、アスベストの除去作業が少なくないのですが、

このアスベストを取り扱うためには、石綿(アスベスト)取扱作業従事者特別教育というものを受講しなければなりません。
解体の現場作業員は特に資格がなくても始めやすい職業ですが、

この特別講習を受講しておくと、仕事の幅がぐっと広がり会社から重宝される人材へとステップアップできますよ。
本日は解体工事で活躍する石綿作業主任技術者についてご紹介します!(^^)

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解体工事とアスベスト
石綿作業主任技術者が活躍できる業種に解体工事業があります。
このアスベストと呼ばれる鉱物の繊維は、身体に有害な影響を及ぼすとされていて

現在では使用を禁止されていますが、アスベストが使用された家屋は現在も多く残っているんです。
アスベストは、特別な教育を受けた人しか取り扱ってはいけないとなっているため、

建物の解体やリフォーム時に解体業者がこの資格を持っていると、

工事と同時に除去を行うことができてとてもスムーズなのです。

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石綿作業主任技術者の資格の魅力

①未経験からでも仕事ができる
石綿作業主任技術者は、危険が伴うこともあり非常に専門性が高い仕事ですが、
未経験でも比較的業務に取り組みやすい仕事内容です。
基本的に業界全体で人材不足に陥っていることや、比較的資格の取得が容易なこともあり、

建設業界では持っておくと良い資格のひとつです。

 

石綿作業主任技術者の仕事内容

①慎重な作業
アスベストは繊維状の天然鉱物で、空気中に浮遊したものは目に見えないほど小さく細いです。

これを不適切に処理した場合、体内に吸入され、長い潜伏期間を経たのちに、肺がんや中皮腫などの病気を発症することがあります。
自分や周囲の健康に影響するため、しっかりと決まりを守って従事することが重要です。
作業中は呼吸用保護具や保護衣の装着を徹底し、身体への影響がないようにします。
『将来がんになる恐れがある』と聞くととても不安になると思いますが、

こういったことが絶対に起こらないように作業は慎重に、そして安全対策は徹底しなければなりません。

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②体力と知識が必要
解体現場では、アスベストは手作業で解体することが多くさらに高所での作業もあります。

作業自体も普段とは違う保護具を身に着けての作業となり、暑い季節の保護具着用はそれだけできつい環境です。

そういった面でも、アスベストの解体現場は体力を必要とします.

また工程においては、アスベストが飛散しないように養生に漏れがないかなど、細かなところまで配慮できる能力も重要です。

アスベストの除去が終了しないと、次工程に移ることができませんので速やかに遂行する必要がありますが、

後工程の作業員が被ばくしないよう確実に除去する必要があり、迅速さと正確な作業が求められます。

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まとめ

石綿作業主任技術者の仕事は、自身や周囲の健康に関わる重要な作業であることから、専門性が確立されたお仕事です。

共に働く仲間や現場周辺の環境を守ってくれるとても頼もしい存在です!!
職人さんは豪快で大雑把なイメージがあると思いますが、

職務においては細かい作業を正確に行い、規律を順守する人が多いんですよ!(^^)!

施行事例に、実際のアスベスト除去の様子を載せておりますので、

ぜひ覗いて見てみて下さい!(^^)!
> 施工事例はこちら

 

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25 2023年01月

~解体工事のプロをご紹介~その②とび工

2024-06-06T11:40:27+09:002023年1月25日|その他, ブログ, 解体のお仕事|

☆とび工☆
【とび】と聞いてみなさんは何をイメージしますか??
工事現場で高いところにいる人、といった感じでしょうか(^^)

工事は「とびに始まりとびに終わる」とも言われていて、どの工事現場でも安心を支えてくれるのがとび職人です☆
本日は、解体業とも結ぶつきの深い【とび工】のお仕事をご紹介したいと思います!(^^)!

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とび工のお仕事
とび工は、その現場によって、作業が専門化しています。
1.建築とび・・おもに建物の建築や解体に伴う足場の組み立てや解体作業に従事
2.組立とび・・型枠支保工、土止め支保工などの組立てを行う
3.鉄骨とび・・橋梁の組み立てや、鉄骨造など中高層ビルの組み立てなど、大型の工事
4.機械とび・・ブルドーザーやパワーショベルなどの車両系建設機械を用いた組み立て作業を行う

とび工は、現場によって業務内容に違いがあるんですね。

 

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解体ととび
解体業ととび職人は仕事の内容は違いますが、一緒に仕事をする場面が多い職種です。
解体現場にてとび職人が活躍するのは、住宅やビルなどを解体する時です。
解体時には、埃の飛散などで周囲に迷惑がかからないように、養生シートで建物を囲う必要がありますが、

このような時に足場とびが大活躍してくれます。
また、解体業においても、屋根の上など高所作業をする場合が多いため、

鳶職人の仕事と解体職人の仕事は、もともと重なるところが多いのです。

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そしてとび職人は、解体工事では一番に現場に入り、工事着工の前に養生シートなどを設置します。

現場に入る作業員と、現場付近を通る通行人の安全を守る重要なお仕事です。
足場の組み立てはその安全性が非常に重要であることから、「足場の組み立て等作業従事者」という資格が必要になってきます。
さらに高さが5m以上の足場については「足場の組み立て等作業主任者」という、さらに上の資格が必要です。
どの職業もそうですが、特にとび職は知識と経験がものをいう仕事です。
現場を確認したらまず、必要な材料は何か、材料の搬入搬出の経路、足場の組み立てとその解体手順などを考えます。

建築現場の足場を見たことがある方は多いと思いますが、改めて足場を組み立てている職人さんってかっこいいな~と思いますよね。

 

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まとめ

本日は、解体業とも関わりの深いとび工についてご紹介しました。

高所での作業を一手に引き受け、体力、集中力、精神力が強靭な職人さんはとてもカッコいいです!☆

そもそもなぜ、とびと呼ばれるようになったのかは諸説ありますが、

昔から空にもっとも近い場所で活躍していたことから、

大空を羽ばたく『とんび(鳶)』と例えられたからと言われていますよ!(^^)!

 

弊社では、従業員の資格取得を応援してます☆

「足場の組み立て等作業主任者」にも挑戦できます!

とびの仕事に興味がある方、解体業からチャレンジしてみませんか??(^^)

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> 採用情報はこちら
 

 

 

 

 

 

23 2023年01月

~解体工事のプロをご紹介~ その①現場作業員

2024-06-06T11:40:01+09:002023年1月23日|その他, ブログ, 解体のお仕事|

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建物の解体現場やそこに従事する人たちの様子は、日常の中で目にすることが多いことと思いますが、

解体作業のお仕事って、具体的にはどんなことをしているのか分かりますか??

建物を壊す仕事?重機を運転する??などざっくりとしたイメージしかないのではないでしょうか。

そこで今日から解体業に携わる人々についてご紹介していきたいと思います。

何の資格を持ち、どんな役割を担っているのかを分かりやすくご紹介します☆

解体工事には様々な職人や技術者がいて、その仕事内容も様々です。

それぞれが連携して職務にあたり、細やかに迅速に建物を解体していく姿はとてもカッコ良いですよ!(^^)!

 

 

☆現場作業員☆

なんといっても最初にご紹介するのは、解体工事の最前線で様々な役割を担う「現場作業員」さんです。

みなさんがイメージする解体業で最初にイメージする人たちではないでしょうか。

この現場作業員というお仕事は、何か特別な資格を持つ必要はありませんが、解体工事の大部分をこの現場作業員が行っています。Σ(・ω・ノ)ノ ソウナンダ!

重機が入り込めない狭い場所には「手こわし」と言って、バールやハンマーを使用し解体していきます。

他にも工具を用いて、壁紙を剝がしたり壁を壊したりと解体の大部分を担ってくれています。

現場作業員はその日の解体現場の朝礼において、その日の工程や天候、段取りの確認を行います。

解体の現場では粉塵が飛散しますので、それを最小限に抑える散水の準備や作業の効率を改めて検討します。

解体現場はいつも危険と隣り合わせとなります。

そのため現場作業員は作業員同士が声を掛け合い、自分たちの安全の確保と近隣住民への配慮を行いながら安全第一で仕事をしています。

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☆作業員のアイテム☆

現場作業員は様々な工具を使用しますが、解体時にもっとも使用する道具の1つに「バール」があります。

バールはその特性上テコの原理が働き、ものを引きはがす、突き破る、叩く、掘る、壊す、などの作業で大活躍します。

具体的には、床板を引きはがす、扉を取り外す、天井や壁、石膏ボードやその下地を剥がすなどの作業です。

バールにも色々な種類があり、先端の形状や大きさの違いなどがあります。

現場作業員は解体する場所や建物によってこれを使い分けているのですよ。

金属やコンクリート以外、ほとんどがこのバールで解体できます。

バールは現場作業員の必須ツールです☆

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弊社では現在、現場作業員を大大大募集中です!!!(^^)!

解体業に興味がある方、お仕事をお探し中の方、新しいことにチャレンジしたい方など

あなたのご応募をぜひお待ちしております☆

一緒に解体工事しましょう!G(^^)
詳しい採用情報はこちらから…☆
> 採用情報

次回は、【安全を支える「とび工」】についてご紹介します!(^^)!

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17 2023年01月

空き家が警告を受けてしまったら…

2024-06-06T11:39:20+09:002023年1月17日|その他, ブログ, 空き家|

「あなたの所有している空き家が、特定空き家となりましたので、直ちに対応して下さい」

行政から急にこんな連絡が入ったら驚きますよね。

しかし放置した空き家の管理状況が著しく悪い場合、

空き家対策特別措置法により特定空き家と認定され、行政から警告を受ける場合があります。

今回は、警告を受けた場合に起こりうるリスク・対処法についてお話します!

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空き家対策特別措置法とは

なんだか法律の名前だけ見ると、むずかしくて怖い印象がありますよね。

でも内容は非常にシンプルで、行政としては「放置している空き家をどうにかして~」と訴えているだけなのです。

警告を受けてしまう特定空き家とはどのようなものなのかというと、

判断基準は要約すると、下記の通りです。

————————————————————————————————–

・人が住んでいない、物置などとしても全く使用していない(1年以上)様子。

・倒壊する恐れがあり、非常に危険な状態。

・害虫や悪臭が発生し、不衛生な状態。

・放置されてひどく劣化していて、周辺環境の景観を損ねている。

・その他、近所住民の生活環境保持のため容認できない状態。

※主に、空き家等対策の推進に関する特別措置法 第2条を基に作成

————————————————————————————————–

 

警告は三段階

行政からの警告は、「助言・指導⇒勧告⇒命令」という順番で行われます。

最初の助言や指導の段階では、懲罰や罰金などはありません。

しかし当然ながら、ずっと無視していれば、勧告・命令と徐々に状況は悪くなり、

勧告さえも無視していると、とうとう行政からのペナルティが発生します。

ただ、空き家を放置しているのには何かしらの問題があるわけなので、直ちに大ごとになるわけではありません。

警告がきても焦らず、修繕や解体などの対応を考えましょう。

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警告を無視してはいけない2つの理由

行政から警告を受けても、改善をする姿勢が見られない、放置状態が続いているとなると、

ただちに大事にはならなくても、徐々に思わぬ事態に直面してしまう可能性があります。

警告を無視し続けると大変なことになる理由2つを説明します。

 

①法の実行力により処分される

空き家対策特別措置法には実行力があり、空き家の所有者が勧告・命令にも従わない場合に行政の判断で様々な処分が科せられます。

代表的な処罰は過料です。具体的には下記の通りです。

 

——————————————————–

〇市町村長の命令に違反した者

50万円以下の過料

〇立入調査に対して拒否や妨害した者

20万円以下の過料

——————————————————–

 

刑罰ではありませんので前科はつきませんが、何十万もの支払い義務が生じるかもしれませんので注意しましょう。

さらに、度重なる警告を無視していると、空き家の所有者の意思に関わらず、行政の判断において空き家の取り壊しが行われる場合があります。

しかしこの処分は非常に稀で、毎年全体の1%程度です。警告をわざと無視するような著しく悪質な事案にのみ該当するようです。

実際に処分されると、解体費用などで100万円以上請求されるケースもあります。

 

 

②損害賠償責任が生じる危険がある

万が一、管理が不十分な空き家が倒壊や家事になり、近隣住民などに被害が生じた場合、

数千万円、場合によっては億を超す損害賠償責任が生じる可能性があります。

法律では、放置された管理されていない空き家の倒壊などにより、他者に被害があった場合、

「事故が起きて当然」と判断し、所有者に責任の所在があると判断します。

逆に日頃から管理されている空き家に関しては、責任の有無を問われることは少ないことが多いです。

つまり、空き家による事故が起こった際の責任の所在は、日頃から適切な管理をしているのかが重要になってきます。

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まとめ

行政から空き家について警告を受けた時、「事情があって処分できないのに!」という気持ちになることもあるかと思いますが、

行政も、意地悪で警告しているわけではありません。

まずは「何か事故が起きる前に教えてもらえて良かった」と前向きに捉えましょう。

最初に受けた助言・指導の時点では、懲罰はありませんので、修繕や解体に向けてゆっくりと準備をしていきましょう。

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福島県で空き家の解体工事をお考えの方はぜひ弊社にご相談下さい!

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11 2023年01月

☆あなたの身近にもコンクリートガラ☆

2024-06-06T11:31:48+09:002023年1月11日|その他, ブログ, 解体のお仕事, 解体工事について|

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解体工事後に排出される廃棄物で多いのが、「コンクリートガラ」とよばれるものです。

コンクリートやガレキという言葉は多くの方が聞いたことがあると思いますが、

コンクリートガラとは何でしょうか。

解体工事後に排出される廃棄物は、細かに分類されていて環境改善の一助を担っています。

今回は、このコンクリートガラについて簡単にご紹介したいと思います!(^^)!

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コンクリートガラとは

建物を建築、解体する時に排出されるコンクリートのがれきのことを、コンクリートガラと呼びます。

なんとなく工事後の廃棄物というと、総じて「ガレキ」と言ってしまうと思いますが、

産業廃棄物処理の観点から分類すると、「コンクリートガラ」とは「ガレキ類」の中の一種で、

コンクリートの破片などを「コンクリートガラ」と呼びます。

 

 

コンクリートガラの処分方法とは

コンクリートガラは、なぜ廃棄物の中でも細かく分類されていると思いますか??

それは、最終的に埋め立てるのではなく再利用できる資源だからなのです!

コンクリートガラは、埋め立て処分されるのは残りの1割程度で、なんと9割近くはが再生利用されています。

 

何にリサイクルされている??

①再生砕石

コンクリートガラのリサイクル方法は主に二種類あります。

まず一つ目は「再生砕石(さいせき)」というリサイクル方法です!

「砕石」とは細かく砕いた石のことで、外構のエクステリアに使われたり、線路などにも敷き詰められたりしていますね。

これは、採掘所などで採取した天然の岩石を細かく砕いて加工したものです。

一方、「再生砕石」は、アスファルトやコンクリートの廃棄物を、砕石と同じように調整して作られたリサイクル品です。

再生砕石は、駐車場の整備や空き地などの雑草対策などに使用されているんですよ。

意外と身近にいますね!(^^)!

 

②再生骨材としてリサイクル

二つ目は、再生骨材としてのリサイクル方法です。

「骨材」とは、アスファルトやコンクリートを作る際に使用される砂や石のことです。

セメント(コンクリートの原料)は、凝固後に収縮したり熱を発したりする性質をもつのですが、

それらを抑制してくれるのが骨材です。セメントの中にこの再生骨材を混ぜて使用します。

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まとめ

解体業者が多く排出するコンクリートガラはリサイクルが可能で、およそ9割が再利用されています。

廃棄物から生まれ変わり、新しい駐車場やアスファルトとなって、身近なところで再度活躍しています。

弊社では解体工事によって排出される産業廃棄物の正しい処理方法を発信し、これから広く認知されると良いなと思っております。

産業廃棄物の適正な処分を行い、環境負荷が最も小さい解体工事の実現にこれからも尽力して行きます!

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