お家の建て替えや土地売却をする予定の方など、
解体工事にかかる費用は安く済ませたい!という方がほとんどですよね。
しかし、極端に費用を下げて来る業者や、見積もりの金額が相場と比べてかなり安すぎる業者は、
一度検討してみた方が良いかもしれません。
もしかしたら悪質な業者にひっかかる可能性があります!
本日は、費用の安さを優先して解体工事に失敗した例や、業者を選ぶ時の注意点などをご紹介します。
解体業者を選ぶ際の参考になれば幸いです!(^^)!
実例!解体工事の失敗例
手抜き工事
見積りが安すぎる解体業者に一番多いトラブルは、ずばり手抜き工事です。
一例として、解体工事をする時には騒音や粉塵を飛散させないために、養生シートを設置してから施工にあたります。しかし手抜き工事の場合、養生シートは使用せず、ブルーシートで代用していたというケースが見受けられます。
これがどんな影響を及ぼすかと言うと、騒音やホコリの飛散防止ができず、
近隣住民との間でトラブルへと発展していきます。
対策としては、見積書を受け取ったら、【仮設工事費】の項目を確認します。
明らかに安い場合は注意が必要です。
しかし素人では見積もりの内容が安いのか高いのか判断が難しいところがあると思いますので、
その場合は複数社から見積もりをとり、比較してみましょう。
また、解体業者に養生シートの種類や騒音対策などを尋ねてみるのも良いです。近隣住民とのトラブル時の対応方法なども聞いておけば安心ですね。
高額な追加費用の請求
見積りの段階では費用が安かったのに、解体工事後に高額な費用を追加請求される事例もあります。
追加請求は、必要な工事であれば善良な業者でも起こりえることです。
しかし悪徳業者の場合は初めに安く見積もっておき、工事後に高額な費用を請求してくる事例があります。
対策としては、費用が追加される場合や、その都度説明はあるのかをしっかりと確認しておきましょう。
廃棄物の不法投棄
解体工事で排出された廃棄物は、産業廃棄物として適切に処理しなければなりません。
しかし解体業者の中には、一定期間自社で保管した後に山林などへ不法投棄を行う業者が少なからず存在します。
処分するときも費用はかかるため、見積書の廃棄物処理費用が著しく安い場合や、
その項目自体がなければ要注意です。
不法投棄は立派な法律違反にあたり、責任が問われる重要な問題ですので、
見積書を良く確認し、このようなことに巻き込まれないようにしましょう。
正当な理由で安い業者
工事費用が他と比較して安いからといって、全てが悪徳業者というわけではありません。
企業努力や正当な理由で安い場合もありますので、それはどのような場合かいくつかご紹介します!(^^)!
解体工事が自社施工
解体工事会社にはすべて自社施工で行っているところがあります。
会社の規模によって形態は様々ですが、自社ではなく元請けや下請けといった組織の中で工事を行うと手数料が発生し、その分費用が大きくなります。
しかし自社施工の解体業者は中間マージンが発生しないため、その分の解体費用が安くなっているのです。
自社で重機を保有
自社で重機を保有している場合も、解体費用が安い場合が多いです。
重機をリースしている会社では重機のリース料金も費用に上乗せされますので、
どうしても費用が高くなる傾向にあります。
重機の保有の有無も安さに影響しているので確認してみると安心ですね。
収集運搬業許可を得ている
解体工事にて排出される廃棄物は、法律に則り適切に処分する義務があります。
こちらの処分費用ですが、収集運搬業許可を持っている業者は費用が安くなるため、
結果的に施工主の工事費用の安さに反映されます。
また収集運搬業許可を得ている業者は、社会的な信用もあるため大手ハウスメーカーや工務店などとも取引が多いことが特徴です。
収集運搬業許可は、赤字経営になると更新することができません。
そのため、収集運搬業許可の有無は、経営状態が良好なのかを知る目安にもなります。
まとめ
解体工事をするにあたって一番気がかりなことは、やはり工事費用ですよね。
しかし安さだけに魅力を感じ、非常識な業者に依頼してしまうとのちのち費用が高額になってしまったり、
様々なトラブルに巻き込まれたりする危険があります。
解体工事は複数社から見積書を作成してもらい、適正価格をしっかりと知ることが大切です。
その上で、無駄なマージンが発生していないか、この値引きは適切かなどを判断すると良いと思いますよ。
福島県で解体工事をお考えの方は、【高品質・安心価格】の
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