みなさんこんにちは!
福島県にて解体工事を行っております、H&Sプランニングです☆
最近一段と寒くなり、いよいよ冬の気配を感じるようになりましたね!
空気も乾燥し、様々な感染症が流行り出す季節ですので、
皆さまくれぐれもご自愛ください!(^^)!
さて!
食品やガソリン、電気代などなど…様々なものが値上がりしている中、
解体工事にかかる費用も、値上がりしているのをご存じでしょうか??
解体費用は今後も上昇し、値下がりすることは無いとまで予想されています。
空き家や老朽化した建物を所有している方にとっては非常に大きな問題ですね。
本日は様々なものが値上がりする中、
解体費用も値上がりする理由と、解体費用値上げへの対策についてご紹介します。
値上がりを続ける解体費用
解体工事費は今後も上昇し、値下がる予想はありません。
主な要因として、廃棄物処分費用が約2倍に上昇したことが挙げられます。
下記ではその背景についてご紹介します。
資源ごみ輸入禁止
中国政府は、海外の資源ごみの輸入を段階的に停止することを2017年に決定しています。
これにより日本国内の資源ごみ処理が困難になり、
解体工事に関連する廃プラスチック、古紙、木材チップなどの資源が行き場を失いつつあります。
廃棄物処理場の受け入れがパンクし、処分費用は約2倍に上昇、
その結果、解体費用の値上がりに直接影響を及ぼしているのです。
産業廃棄物処分費用の高騰
2015年に制定された「空き家対策措置法」の影響により、
処分する空き家が増え、処分費用が高騰していると言われています。
また近年自然災害も多く、行き場を失った廃材や資源ごみにより、
日本国内の最終処分場がひっ迫している状況です。
最近では、処理業者から処分費の価格改定の連絡があることもしばしばです。
そんな中、解体工事を行えば産業廃棄物は必ず排出されるものですので、
結果的に解体費用へと影響が広がっていきます。
人件費も上がっている!
解体工事費の値上げが続く理由は、産廃物の処理費用の問題だけではありません。
処理費用の次に大きな要因となっているのが、慢性的な人手不足があります。
昨今では働き方改革により、労働条件の改善などを取り入れる企業が増えてきていますが、
解体工事においては従来の3K(汚い・きつい・危険)のイメージも未だ根強く、
人材の確保が難しい状況です。
解体業者は、個人であったり少人数の企業が多いため、
個人の業務が多岐にわたり、人材確保のための施策までできていない企業も多くあります。
また建設リサイクル法の制定により、解体資材の分別が厳しく義務づけられており、
分別に要する時間・廃棄物を処分施設へと運ぶ作業量も増加しています。
この結果、解体工事を行う人件費の高騰とともに、
人材確保のためのコストなども発生し、解体費用に上乗せされて行ってしまいます。
アスベストによる影響
アスベストが人体に及ぶ影響については、
ニュースや新聞などで多く取り上げられておりご存じの方も多いかと思います。
解体工事とアスベストは密接に関わっており、
解体工事を行う際には、アスベストが使用されていないか事前調査の義務があります。
また、アスベストが使用されていた建築物には適切な処分方法が定められており、
事前調査やアスベスト除去作業のための費用が発生します。
値上がりに対する対策は??
今後も上がり続けると予想される解体費用ですが、
政府が制定した「空き家対策特別措置法」の影響もあり工事の需要も増加することが考えられます。
そこで、少しでも安く解体工事を行うために対策を講じておくと安心です。
1日でも早く解体する
工事費用がさらに値上がりする前に、少しでも早く解体工事を行いましょう。
いつか必ず解体工事を行わなければならないのであれば、このまま放っておくのは大変損です。
例えば、最初に見積もりをとってから半年後に再度見積もりをとると、
100万円であった工事が120万円になっているということも少なくありません。
現状では解体費が値下がるということは考えにくいため、
早めに行動した方が良いと言えます。
廃棄物を厳密に分別する
解体費用を削減するための一番の近道は、混合廃棄物を極力減らし廃棄物の分別をしっかりと行うことです。
廃プラスチック、コンクリート、ガラス、金属くず、木くず、紙くずなどを
適切に分別を行う解体業者に依頼すれば、廃棄物処分費用が大きく削減できます。
またお家の中にある家具、家電、本、日用品などの粗大ごみや一般ごみは、
地域自治体の決まりにそって、ご自身で処分すると解体費用の削減ができます。
解体工事前の不要品の処分は、時間も労力も必要で相当骨の折れる作業となりますが、
この作業を業者にお願いすると別途費用が発生します。
自分でできることは、少しずつ準備していくことが費用削減のポイントです。
中間マージンを意識する
新築建て替えの工事や内装リフォームなどを行う場合、
それを請け負う工務店やハウスメーカーが、解体工事業者とのやりとりを行ってくれます。
この場合、解体業者とのやりとりや諸々の手続き等をサポートしてくれるというメリットがありますが、
しっかりとコストが発生しているということも理解しておかなくてはなりません。
手間賃としてマージンが発生していると理解して支払うのは問題ないのですが、
知らずに払っていては損です。
この中間マージンは、解体費用の約2~3割ほどが上乗せされていることが大半です。
解体費用削減を考えた時に分離発注を検討し、
中間マージンを発生させないことが大きなポイントとなります。
分離発注については過去の記事でご紹介しておりますので、
こちらをご覧ください(^^)
\知って欲しい!分離発注のこと/ – 株式会社H&Sプランニング
分離発注のポイント – 株式会社H&Sプランニング
最後に
解体工事費用は今後下がることは無く、値上がりの一方だと予想されています。
その一方で今後も解体工事の需要は増加の一途だと考えられ、
工事をしたい時に業者が見つからない!ということも懸念されています。
解体工事を検討している方は、見積もりの依頼をとる、不用品を少しずつ片付けるなど解体工事に向けて対策をとって行きましょう。
また、見積書を見ても一体何にお金がかかっているのか、
細かな項目も一般の方には分かりづらいところもあるかと思います。
H&Sプランニングでは、分かりやすい見積もり作成と丁寧な説明に努めています。
費用についてご質問がある場合にはどうぞお気軽にお尋ね下さい(^^)
福島県で解体工事をお考えの方はぜひ弊社にお任せください!
お見積りは下記からどうぞ(^^)