みなさんこんにちは♪

福島県で解体業を行っておりますH&Sプランニングです(*^^*)

みなさんは、解体工事おける「分離発注」という言葉を知っていますか??

お家の建て替えや土地売却の予定がある方は、覚えておくと役に立つ場面があるかもしれません(*^^*)

本日は「分離発注」についてご紹介します。

 

分離発注とは?


一般的に解体工事を依頼する時には、

建て替えの場合は工務店やハウスメーカーに、

解体後に土地売却の予定があれば不動産会社に依頼します。
これを「一括発注」といい、解体工事後の予定が決まっている場合には、
一括して任せた方がその後の手続きや工事がスムーズに進むというメリットがあります。
一方で、ハウスメーカーや不動産会社に依頼することなく、
施主自らが直接解体業者に依頼することを「分離発注」と呼びます。
解体工事については施主が自ら解体工事業者と契約し、

建築工事や土地売却についてはハウスメーカーや不動産業者に依頼します。

 

分離発注をするメリット

①コストが抑えられる
ハウスメーカーや不動産業者に解体工事を依頼すると、
見積もり金額に中間マージンが含まれます。

中間マージンとは、下請けに仕事を流す際に発生する「紹介料」のようなものです。
しかし分離発注にすれば、実際の解体工事費用のみとなり余計な手数料は省くことができます。
一般的に一括発注にて解体工事を依頼すると、
解体工事費用の2~3割程度の手数料が上乗せとなり、
一般住宅でも数百万を超える解体工事が多い中、手数料だけでもかなりの金額になります。
ハウスメーカーや不動産業者が提示した解体費用について
「もう少し安い業者を探して欲しい」とお願いした時に、
「うちではこの業者でしか解体工事はできない」
「この地域の業者はここだと決まっている」というような対応の場合、
かなりの手数料が発生しているかもしれません。


②解体業者を選べる
一括発注の解体工事は、ハウスメーカーなどが指定した解体業者が工事を進めるため
どのような業者なのか分からないという不安が出てきます。
近隣とトラブルにならないだろうか、作業員のマナーはどうかなど不安要素もあるかと思いますが
分離発注により、自ら業者を依頼すれば、事前に調べるなど納得した上で業者に依頼することが可能です。

 

③コミュニケーションが取りやすい

一括発注の場合、解体業者に要望があった場合にも
ハウスメーカーや不動産業者の担当者を通してやりとりをすることになり、
十分な意思疎通ができない可能性があります。
一方、分離発注の場合、解体業者に直接伝えることができるため、
伝達にかかる時間や齟齬が生じにくいのです。

 

④品質が向上する
前述した通り、コミュニケーションが取りやすくなれば、
解体工事の品質向上にも繋がります。

第三者を通してやりとりを行うと、時として食い違いが起きる場合があります。
撤去して欲しかったものが残されていたり、

残して欲しかったものが撤去されてしまったりする可能性があります。
細かな要望を直接解体業者に正確に伝えられれば、
認識の違いを防ぐことができ、より満足の行く解体工事を行うことができます。

 

分離発注をするデメリット

分離発注にはメリットがありましたが、一方でデメリットも存在します。
大きなデメリットは、解体業者を探す手間があるということです。

2~3社ほどに見積もりを依頼し、現地調査を実施、
その後算出された見積り金額の比較を経て最終的に業者を決めます。

解体業者の中には不法投棄を行ったり、解体業の許可を得ていないなどの悪徳業者も存在するため、

インターネットなどで十分に調べる必要もあります。
業者探しから見積もり額の決定までに手間や時間がかかることを考慮し、
一括発注か分離発注かを検討しなければなりません。


 

まとめ

本日は、解体工事における分離発注についてご紹介しました。
分離発注は費用は大きく削減できますが、その分手間と時間がかかります。
お仕事などで忙しい方は、なかなか時間がとれないこともあると思いますので、
その時の環境や状況によって検討すると良いでしょう。
一括発注も分離発注もそれぞれにメリット・デメリットがあるため、
ご自身の希望にあう方法を検討してみて下さいね。

福島県で解体工事をお考えの方はぜひ弊社にお任せください!
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