解体工事をすることが決まったけど、まず何をすればいいのだろう?
解体工事は一生に一度有るか無いかの工事で、周囲に経験した人も少ないのではないでしょうか。
分からないことがあっても、アドバイスしてくれる人はあまりいないかもしれませんね。
そこで今回は、解体工事をする際に施主が行う4つの必要な行動についてまとめました!(^^)!
業者選び
施主が最も慎重に行うべき作業が、工事を依頼する業者の選定です。
ほとんどが優良な業者だと思いますが、中には悪質な業者が存在するのも事実です。
安心して任せられる業者を見極めることができれば、工事は滞りなく進むと思いますが、
悪質な業者を利用してしまうと、後々思いもよらないトラブルに巻き込まれる可能性があります。
業者のどこをチェックする??
初めての業者選びでもすぐにチェックできるのが、解体業者の雰囲気やマナーなどです。
見積りの依頼や現地調査等で、電話で話したり実際に会ったりした際に、
何となく悪い印象を受けたら、その業者はできるだけ避けたほうが良いかもしれません。
契約後、例えば騒音などで近隣住民とトラブルになった際は、
基本的には施主ではなく、その業者が対応するようになります。
その時の応対で、苦情を収めることもできれば逆に深刻化してしまうこともあります。
施主が業者に感じたような嫌悪感を、苦情を訴えた人も同じように抱いてしまったら
クレームが悪化する危険もあるためまずは業者の雰囲気や態度はチェックした方が良い項目です。
その他にも業者を見極める様々なポイントがありますが、詳しくはこちらを参照ください。
ライフラインの停止
ライフラインとはご存じにように、電気や水道、ガスなど生きていくうえで無ければならない設備のことです。
工事の着工前にはこれらを停止する必要があります。
①電気
電気を撤去する場所の住所や契約者名、メーター番号などを管轄の電力会社に伝えます。
また、解体工事を行うためという理由も添えておくと、その後の対応もスムーズにいくはずです。
連絡してから撤去までに日数がかかることもあるため、早めに連絡をしておくと安心です。
②ガス
ガスには、プロパンガスと都市ガスがあります。
プロパンガスはボンベに書いてあるメーカーや設置会社に、都市ガスは管轄のガス会社に連絡をします。
ガスも電気と同じように、解体工事を行うためだと伝えておくとスムーズです。
③水道
水道に関しては、解体工事中に使用することになるため事前に撤去は行いません。
水道は、解体作業が着工する前に水道局に連絡をして、自身で使用した分の水道料金の精算をすればOKです。
④その他
最近は携帯電話の普及により、固定電話を利用していないご家庭もありますが、
電話線を使用している場合は基本的にはNTTに連絡します。
さらにうっかり忘れがちなのがインターネットや光ケーブルの撤去です。
こちらも使用している場合は契約会社に連絡が必要です。
不用品の処分
解体工事の前には、不要になった家具や電化製品などを処分しなければなりません。
最後には解体してすべて処分するのだからそのままで良いじゃないか!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
家具などの不用品がそのまま残っていれば、解体業者が解体前に処分することになります。
不用品の処分にも費用はかかり、見積もりに費用が組み込まれたり、請求が来た時に追加で料金が請求されたりすることもあるので、
家屋の中にある不用品はできる限り自分で片づけるのがおすすめです!
近所への挨拶
近所の方への挨拶周りを解体工事着工の前に必ず行います。
事前に「工事が始まります」と挨拶をしておかないと、
挨拶がなかったことにより後々に予想外のトラブルが発生する恐れがあります。
工事前の挨拶について過去に詳しく書いています。
> 解体工事前の近隣への挨拶のマナー
最後に
解体工事前に、施主がやらなければならないことをまとめました!
その中でも工事を気持ちよく完了するには、適当に業者を選ばないことが最も大切なことのように思います。
そして不用品の処分などは、自力では無理だという部分は業者に任せ、自分でできそうなところは自分でやるなど、はっきり区別することも重要です。
すべて業者任せにせず、施主が細かなところに気を配ると、予想外のトラブルを避けることができ、解体費用も安くなるなど良いことばかりですね!(^^)!
福島県で解体工事をお考えの方は、ぜひお気軽にお見積りからどうぞ(^^)