“解体工事”と検索したくさんの記事を読むと一様に業者選びが大切!と良く目にしますが、実際には「何を基準に?どこに気を付ければよいの?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?

今回は、優良な解体業者を見分けるチェックポイントをご紹介します!

解体工事には高額な費用がかかります。その裏でトラブルが一番起きやすいのも解体工事なのです。トラブルに巻き込まれないように、業者選びは慎重に行うことが重要です。

優良解体業者を選ぶ基準となる4つのポイントをご紹介します!

 

ポイントその①:自社施工である!

依頼した解体業者が、自社施工であるかどうかはかなり重要です。

例えばA社が工事の依頼を受けても、A社の下請け業者であるB社が実際の解体工事を担当するということがあります。

この場合、万が一何か問題が発生した時に施主とやりとりをしている業者(この場合A社)と実際工事をしている業者(B社)が存在するため、情報交換の遅れや意思疎通の齟齬が起きる可能性があります。

その点、自社施工であれば施主が実際に工事する業者に疑問点や不明点をすぐに相談できる環境にありますので情報交換にかかる時間や労力を最小限に抑えることができます。

さらには自社施工であれば中間マージンが発生することなく費用が安くなることもメリットのひとつです!

 

ポイントその②:書類が明確でわかりやすい

見積書や契約書がわかりやすく記載され、且つ明確であるかどうかも重要なポイントになります。

見積書は項目ごとに単価や数量が詳細に記載されているかを確認しましょう。解体業者の中には詳細な単価等を明記せず、「一式」と表示されていることもあるので、注意してください。

一式表記は、具体的な金額を項目ごとに明記せず「一式〇〇〇万円」と記載されるものを指します。

また契約書については、工事内容・工事期間・支払金額が正しく記載されていることを確認できると良いでしょう。

分かりやすい見積書や契約書であれば、施主と解体業者の認識のずれやトラブルを未然に防ぐことにもつながります。

 

ポイントその③:追加費用が発生するとき事前に説明がある

解体工事では、事前の現地調査では発見できなかった古井戸や地中埋設物など工事の途中で見つかり、それらを撤去するために後になって追加費用が発生する場合があります。

このようなやむを得ない理由で追加費用が発生したとき、どうするか事前説明がある業者は優良業者といえます。

もし追加費用が発生することについて説明がない場合は、必ず解体業者に確認するようにしてください。

悪徳業者の場合は当初の見積もりを安くし、後から高額な追加費用を請求してくるところもあります。

 

 

ポイントその④:近隣トラブルの対策や事故への対処法が定められている

工事中に万が一の事故や近隣住民からの苦情があった時の対処法を定めているかも、大切なポイントです。

まずは解体業者が賠償保険に加入しているか確認してみしょう。加入していれば万が一事故が起きても十分な補償を行えるということです。さらに工事前の近隣への挨拶が丁寧であるか、また着工後も近隣に配慮できる業者なのかも重要なポイントです。

一般的な事故や近隣からの苦情にはどのようなものがあるのかを聞き、丁寧に回答してくれるかも見極めるポイントです!

 

まとめ

解体工事はトラブルが起きやすい工事です。トラブルに巻き込まれないように解体業者選びは慎重に行うことが大切です。

多くの解体業者が存在しどこに依頼すれば良いのか迷ってしまいますが、まずは今回紹介した4つのポイントを確認してみましょう!