みなさんこんにちは(*^^*)
福島県郡山市を拠点に解体工事を行っております、H&Sプランニングです。
福島県の朝はだいぶ冷えるようになって来ました。
布団から出るのが辛い時期となってきましたが、
風邪などに注意しながら元気に過ごしたいですね(*^^*)
さて!
本日は解体工事の前に行う、現地調査についてお話したいと思います。
解体工事の前に、図面やその他の資料にて建物や敷地の情報を収集しますが、
それだけでは十分ではないため、現地へ行き様々なことを確認します。
中には現地調査を行わないまま工事を始める業者もいますが、
解体工事をトラブル無く完了するためには、現地調査は欠かせません。
現地調査は、正確な見積り金額を出すためにも必要なものですので、
具体的な調査項目や目的をあらかじめ知っておくと、業者を選ぶ際にも判断しやすくりますよ。
現地調査の目的
現地調査は、周辺状況や建物の状態をより詳しく調査する目的があります。
解体工事の前以外にも、リフォームや新築時などあらゆる工事で行います。
解体工事においては、周辺状況はどうか、解体の範囲はどこか、どんな工法で行うか、重機の搬出は可能かなど様々な詳細を確認します。
さらにトラブルなく円滑に工事を進めるためにはどんな安全対策を講じる必要があるかを考えます。
この現地調査により、最終的な見積り金額が決定します。
現地調査で確認する主な項目
一般的に解体工事の現地調査は、解体する建物の状態や周辺環境、道路状況などを確認しています。
それぞれ詳しくご紹介します!
①建物
建物の状態は、主に下記の項目を中心に確認します。
・建築物の構造
・面積や高さ
・アスベストの有無
・ガス、水道管の位置
解体費用は、建築物の面積や高さ・構造により大きく変わってくるため
図面などに基づき正確に調査をしなければなりません。
また、工事中にガスや水道の配管を損傷してしまうと、
近隣住民に大きな迷惑をかけることになりますので、
予め配管の場所を把握しておく必要があります。
さらにアスベストが使用されている建物の解体には、健康被害を出さないために
必要な安全対策を講じる必要がありますので、ここも慎重に調査していきます。
②敷地や隣家との境界
解体工事を行う際に産廃トラックや重機など大きな車両の使用があるため、
これらが搬入できるスペースや駐車スペースが確保できるかなども確認します。
必要に応じて駐車場を借りる、通行止めなどの措置、誘導員の配置などを検討します。
さらに隣家との境界の確認を行い、解体を行う範囲を明確にします。
境界には、ブロック塀などが置かれていることが多いですが、共有物なのか、どちらの所有物なのかを明確にし、
間違った工事をしないようにトラブル防止に努めます。
③残置物
残置物の有無も確認します。
残置物とは、建物の中に残された家具や不用品のことです。
残地物の撤去にも処分費用がかかりますので、量や種類を確認し正確な見積り金額を出していきます。
④付帯物
建物本体に付帯してるものも、解体・撤去には費用が発生しますので、
付帯物は何があるのかを確認していきます。
付帯物には、以下のようなものがあります。
・フェンスや塀
・ベランダ
・テラスやウッドデッキ
・倉庫
・浄化槽など
⑤庭
お庭があり撤去対象のものがある場合には、植栽や庭石の大きさや数を調べます。
また、井戸や池などの埋戻しが必要な工事があるかも重要なポイントです。
埋戻しは、大きく工事費用に影響しますので必ず確認してもらいましょう。
現地調査に要する時間
一般的な木造2階建ての住宅では、30分から1時間が目安です。
しかし建物や敷地が大きかったり、アスベストが使用されていたりする場合には、
さらに時間を要する場合があります。
スムーズに現地調査を行うために、図面や資料を準備しておく、
解体する範囲や残置物の撤去の範囲を明確にしておく、質問や伝達事項はあらかじめリストアップしておくのがおすすめです。
現地調査の費用
一般的に解体工事の現地調査~見積り作成については費用がかからない業者がほとんどだと思います。
しかし、遠方の場合の交通費やアスベストの分析調査が必要になった場合などは費用がかかることもありますので
依頼時に、費用が掛かるものは何かを確認しておくと安心です。
現地調査には立ち合いましょう
現地調査には、できる限り施主立ち合いのもと行いましょう。
業者と施主が確認しながら進めてくと、認識のズレをなくすことができトラブルを回避することができます。
質問や要望は、伝え漏れがないようにメモにして準備しておきましょう。
また担当者と直接顔を合わせる機会となりますので
「連絡は取りやすいか」「対応は丁寧か」なども見ながら立ち会ってみると良いですね。
なお、現地調査がいい加減な業者は、あとから追加の費用を言ってきたり工事期間が延びたりなどのトラブルが多い
ため注意が必要と言えます。
最後に
解体工事の現地調査は、正確な見積り金額の算出や、安全施工するためにはどうすれば良いかを検討する大切な調査です。
基本的に、現地調査から見積もり作成まではほとんどの業者が無料で行っています。
中には、十分な現地調査を行わず図面の情報のみで対応しようとする業者もいますが、
このような業者は、あとあとトラブルに繋がる恐れがあるため、注意した方が良いでしょう。
2~3社程度の業者に見積もりを依頼し、現地調査を丁寧に行っている業者を選ぶと安心です(*^^*)
福島県で解体工事をお考えの方はぜひ弊社にお任せください!
まずはお気軽にお見積りからどうぞ(^^)