福島県郡山市の皆さま、こんにちは♪
郡山市を拠点に、福島県内全域で解体工事を行っておりますH&Sプランニングです^^

朝晩の冷え込みが厳しくなり、いよいよ冬の気配を感じる季節となりました。
空気が乾燥し、風邪や感染症も流行しやすくなりますので、皆さまどうぞご自愛ください。

さて!ここ数年、食品やガソリン、電気代など、あらゆるものの値上がりが続いています。
実はこの値上がりの波は、解体工事の費用にも確実に影響を及ぼしています。
今後も解体費用が上昇し続けると予想されており、老朽化した建物や空き家をお持ちの方にとっては大きな関心事といえるでしょう。

本日は、解体費用が値上がりしている理由と、少しでも費用を抑えるための対策についてわかりやすくご紹介します!

 


解体費用が上がり続ける主な理由

解体費用が高くなる背景には、いくつかの要因が関係しています。
ここでは、代表的な4つのポイントを分かりやすくご紹介いたします。

1. 資源ごみの輸入禁止による影響

中国政府が2017年に打ち出した「資源ごみ輸入禁止政策」により、
日本国内ではプラスチックや木材チップ、古紙といったリサイクル資源の処理が難しくなりました。

その影響で、国内では廃棄物を自国で処理・再利用する体制の整備が急務となり、処理施設の逼迫や処分費の上昇が進行。
実際、廃棄物の処分費用はおよそ2倍にまで高騰し、これが解体工事全体の費用上昇につながっているのです。

 

2. 産業廃棄物処分費の高騰

「空き家対策特別措置法」の施行により、全国的に空き家の解体が進んでいます。
また、自然災害による被害建物の増加もあり、最終処分場がひっ迫している状況です。

実際に、処理業者から価格改定の連絡を受けるケースも増えており、
廃材や産業廃棄物の処分費が年々上昇しています。

 

3. 深刻な人手不足と人件費の上昇

近年、建設業(特に解体業界)では慢性的な人手不足が続いています。
3K(きつい・汚い・危険)のイメージが根強く、若手人材の確保が難しい状況です。

さらに、建設リサイクル法により分別解体が義務化されたことで、
現場作業の負担や手間も増えています。

これにより、作業時間の増加・人件費の上昇が避けられず、
結果的に解体費用の上乗せにつながっています。

 

4. アスベスト調査・除去の義務化

アスベスト(石綿)は、建築物の老朽化に伴い大きな問題となっています。
令和4年以降、すべての解体工事で事前調査が義務化され、
調査費や除去作業費用が追加で発生するようになりました。

アスベストが使われていた場合には、専門業者による適切な処理が必要なため、
安全確保の観点からもコスト増の一因となっています。

 

 

値上がりに備える3つの対策

解体工事はもともと高額になりやすい工事ですが、近年の費用高騰により、
「解体したくても踏み切れない」という方も増えています。

そこで今回は、上昇が続く解体工事費を少しでも抑えるためのポイントをいくつかご紹介いたします。

 

① できるだけ早めに解体工事を行う

いつかは解体しなければならない建物がある方ほど、早めの行動が大切です。
半年で10〜20%も見積額が変わることもあり、放置しておくと損をする可能性があります。
解体費用が下がる見通しはほぼありませんので、1日でも早い決断が結果的にお得です。

 

② 不用品を整理し、廃棄物を分別する

家具や家電、日用品などの家庭ごみや粗大ごみは、事前に処分しておくのが効果的です。
使えるものはリサイクルショップやフリマアプリで再利用し、書類や布団などの可燃ごみは自治体の収集日に合わせて整理しておきましょう。

こうした事前の片付けを行うことで、解体業者が処分する廃棄物の量を減らせるため、処分費の削減につながります。
多少の時間と労力はかかりますが、業者にすべてを依頼するよりも、結果的に大きなコストダウンが期待できます。

 

③ 中間マージンをカットする

新築やリフォームの際にハウスメーカーや工務店経由で解体を依頼すると、
2〜3割の中間マージンが発生するケースがあります。

そのため、直接解体専門業者に依頼する(分離発注)ことで、
同じ工事内容でも費用を大きく節約できる可能性があります。

分離発注については、過去の記事でも詳しくご紹介しております。
費用を抑えたい方や、工事内容をしっかり把握したい方におすすめの方法ですので、ぜひあわせてご覧ください。

> 解体費用を安くするには?分離発注で賢く進める方法とは

 

④解体補助金を活用する

福島県内では、空き家の解体費用に対して補助金を交付する自治体が多数あります。
たとえば郡山市の場合、「老朽危険空き家除却事業補助金」という補助金制度を設けています。

補助金は予算枠が限られており、申請受付が早期に終了することもあります。
また、解体後の申請は認められないため、工事前に申請手続きを済ませることが必須です。

郡山市の補助金については、こちらもご覧ください^^
> 【お知らせ】令和7年度郡山市の空き家解体補助金制度が始まりました!

 

最後に

解体工事の費用は、今後も上昇傾向が続くと予想されています。
空き家解体の需要も高まり、希望する時期に工事ができないというケースも今後増えるかもしれません。

そのため、空き家や老朽化した建物をお持ちの方は、
「まだ大丈夫」と後回しにせず、今のうちから準備を進めておくことが大切です。

H&Sプランニングでは、分かりやすい見積もりと丁寧な説明を心がけ、
初めての方にも安心してご依頼いただける体制を整えています。

福島県郡山市をはじめ、県内各地での解体工事に対応しております。
建物の規模や構造、現場の状況に応じた最適なプランをご提案いたしますので、
お気軽にご相談ください。

「見積もりだけでも見てみたい」という方も大歓迎です!
解体工事に関するお問い合わせはH&Sプランニングまでどうぞ^^

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