福島県の皆さまこんにちは!
福島県郡山市を中心に解体工事を行っているH&Sプランニングです。

福島県郡山市では日中こそ残暑の厳しい日が続いていますが、
朝晩は次第に涼しくなり、少しずつ秋の気配を感じられるようになってきました^^

さて!解体工事をご検討中の皆様からよくいただくご相談のひとつが、
「解体前にどこまで片付ければいいのか」「不用品はどう処分すればいいのか」という点です。

実は、解体工事の費用は建物本体の撤去だけでなく、
室内や敷地内に残された家具や荷物(不用品)の処分費用によっても大きく変わってきます。
そこで今回は、解体工事前に役立つ片付けチェック項目と、
不用品の処分費用を抑えるためのポイントをご紹介します!(^^)!


解体工事前の片付けが大切な理由

解体工事では建物そのものを取り壊すだけでなく、内部に残された荷物やゴミも撤去する必要があります。
もし片付けが終わっていない状態で工事を依頼すると、残置物処分の作業や運搬に追加費用が発生し、解体費用全体が高くなるケースがあります。

また、残置物を解体業者に全てをお願いすると、家庭ごみで対応できたはずの残置物が産業廃棄物扱いとなり、想定以上の費用がかかることも。
解体費用をできるだけ抑えるためにも、工事前の片付けはとても重要な準備です。


解体工事前、片付けチェック項目

解体工事の前に不用品をどの程度片付けておくかは、
工事費用にも影響する大切なポイントです。

ご自身で整理すれば節約につながりますが、重たい物や専門的な処分が必要な物は業者に任せるのも安心です。

無理なく計画的に進められるよう、自分で片付けられるものは何か、業者に依頼したいものは何かを以下を参考にチェックしてみましょう!!(^^)!

・家電製品の処分

冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンといった家電は「家電リサイクル法」の対象となっており、一般の粗大ごみとしては処分できません。

ご自身で処分する場合は、市町村が指定する回収ルートや、
購入した家電量販店・指定引取場所に持ち込む方法があります。
運搬にかかる時間や労力は必要になりますが、費用を抑えやすいのが特徴です。

一方で、大型家電は運搬の手間がかかるため、
搬出が難しい場合には解体業者にまとめて処分を依頼する方法もあります。
業者に任せれば運び出しから処分まで一括で対応してもらえるため、安心して工事を進められます。
費用はかかりますが、時間や労力を節約できるメリットがあります。

・大型家具の整理

タンスや食器棚、ベッドといった大型家具は、解体業者にそのまま処分を依頼すると、搬出や処分費用が加算され高くなりがちです。
ご自身で処分する場合は、リサイクルショップへの持ち込みや不用品譲渡サービスを活用すれば、買い取りや無料引き取りとなるケースもあり、
処分費の節約につながります。

ただし、サイズが大きく搬出が難しい場合や、急いで片付けたい場合には、
解体業者に一括で任せると安心です。費用と労力のバランスを取りながら計画的に進めましょう。

・日用品や衣類の仕分け

まだ使用できる衣類や雑貨は、寄付団体への提供やフリマアプリの活用によって再利用できる可能性があります。
リサイクルや売却を検討しながら処分を進めていくと、
処分費の節約につながるだけでなく、資源を有効活用できる点もメリットです。

リサイクルが不可能なものや破損、汚損した日用品などは、
地域のルールに従って「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」に分別して処分しましょう。

・庭や外構まわり

植木鉢やタイヤ、物干し竿、植栽などは、可能な範囲でご自身で処分しておくと、解体費用の節約につながります。

ただし、サイズが大きく搬出が難しいものは、無理をせず解体業者に任せるのが安心です。
事前に「自分で処分するもの」と「業者に依頼するもの」を分けておくことで、余計な出費を抑えながら計画的に解体工事を進めることができます。


残置物処分にかかる費用の目安

解体工事を行う際、建物内に残された家具や家電、生活用品などの残置物の撤去を業者に依頼する場合、
1立方メートルあたり8,000円~15,000円程度が目安とされています。

残置物処分は単純な処分料だけではなく、作業の工程ごとにかかる費用が積み重なる点に注意が必要です。
具体的には以下の4つの費用となります。

・分別作業

可燃ごみ、不燃ごみ、リサイクル対象品など種類ごとに分ける作業です。
家電や日用品などでは処理方法が異なるため、分別にかかる手間や作業時間に応じて費用がかかります。

・搬出作業

建物内から残置物を運び出す作業です。大型家具や2階以上からの搬出、
狭い通路での作業などは追加料金が発生することがあります。

・運搬費

分別・搬出した残置物を処分場まで運ぶ費用です。
運搬距離や必要なトラックの台数、燃料費により変動します。

・処分費

最終的に廃棄物として処理するための費用です。
可燃ごみや不燃ごみ、リサイクル家電など処理方法によって金額が異なります。

このように、残置物の撤去には「分別・搬出・運搬・処分」のすべての工程が含まれており、工事全体の費用に影響します。
事前にしっかり確認しておくことで、無駄な出費を抑えつつ、効率的に解体工事を進めることが可能です。


費用を節約する方法

1. まだ使える物をリサイクル・売却

リサイクルショップやフリマアプリを活用すれば、単に処分費を抑えるだけでなく、
状態の良い品物は思わぬ収入につながる場合もあります。

解体工事前にこうした手段を計画的に取り入れることで、
費用面でのメリットを最大化しつつ、効率的に片付けを進めることが可能です。

2. 自治体の粗大ゴミ回収を利用

自治体の粗大ごみ回収サービスを利用すれば、比較的低価格で不用品を処分できます。
回収は予約制となっているため、解体工事のスケジュールに合わせて早めに申し込むことがポイントです。
事前に計画しておくことで、工事当日の混乱を避け、効率的に片付けを進めることができます。

3. 知人や地域に譲る

まだ使用できる家具や家電は、親族や近隣の方に譲ることで、
処分費をかけずに片付けを進めることができます。
地域や家族との良好な関係を保ちながら解体工事を計画的に進めることが可能です。

4.業者に「残置物処分」もまとめて依頼

遠方の場合や、お仕事の都合上、片付けが難しい場合もあることと思います。
そのような場面では、無理せず残置物の処分も含めて解体業者に依頼する方法があります。
弊社では、解体工事と同時に残置物の処分を行うことができるため、
手間をかけずにスムーズに工事を進めることが可能です。

事前にどの物を自分で処分し、どの物を業者に任せるかを整理しておくと、
費用と作業効率の両方を最適化できます。

 


片付けを始めるタイミング

解体工事を行うことを決めたら、見積もりを取る前から少しずつ片付けを始めるのがおすすめです。
事前にある程度荷物を整理しておけば、見積もり時に正確な費用を提示してもらえますし、
工事の着工もスムーズに進みます。

また、相続で空き家を引き継いだ場合や、長年使っていない実家を解体する場合は、
思い出の品や貴重品の処分について特に迷う時間が増えるため、
時間に余裕をもって片付けを進めることが大切です。


まとめ

解体工事の費用を抑えるには、事前の片付けが大きなポイントです。
残置物を減らすことで解体費用の節約につながり、工事もスムーズに進みます。

H&Sプランニングでは、福島県郡山市を拠点に、解体工事はもちろん残置物処分のご相談も承っています。
「どこまで片付ければいいのかわからない」「片付けが間に合わない」といった場合でも安心してご相談ください。

地域密着ならではのきめ細やかな対応で、見積もりから片付け、解体工事までワンストップでサポートいたします。
福島県内で解体工事をご検討の際は、ぜひH&Sプランニングにお任せください!!(^^)!