福島県の皆さまこんにちは^^
郡山市を拠点に解体工事を行っておりますH&Sプランニングです!

さて、大分県で起きた大規模火災については、連日ニュースで報道されており、
多くの住民の方が避難生活を余儀なくされています。
一日も早く、避難住民の方が安心して暮らせる日常が戻ることを心から願っています。

今回の火災では、空き家が多かったことが、被害拡大の要因と指摘されています。
「空き家が火災リスクを高める」という問題は、実は全国どこでも起こりうる課題です。

そして、福島県や郡山市でも空き家の増加が社会問題になっており、
「うちは大丈夫」と後回しにしていると、危険が進んでいることがあります。

この痛ましい火災をきっかけに、空き家を放置することのリスク を考えてみませんか。
今回は空き家が抱える危険性について、わかりやすくまとめてみました。

ぜひ最後まで御覧ください。

 


空き家を放置すると起こるさまざまなリスク

空き家をそのまま放置してしまうと、所有者のほか近隣住民にも影響を及ぼす問題が発生します。
ここでは代表的なリスクを7つご紹介します。

 

① 建物の老朽化

家は、人が暮らしてこそ健全な状態が保たれるものです。
というのも、日常的な換気や掃除が行われないことで湿気がこもり、カビの発生や内部の腐食を招きやすくなるからです。

さらに、湿気が溜まったままの状態が続くと、外壁や屋根の劣化が目立ってきたり、
シロアリ被害や雨漏りといったトラブルにもつながります。
最初は小さな異変が、放置することで徐々に広がり、建物全体の強度を落としていきます。

そして問題なのは、結果として修繕費用が大きく膨らんでしまうという点です。
軽いメンテナンスで済んだはずの箇所が、大がかりな補強工事や部分的な作り替えを必要とするケースも珍しくありません。
結果として、「もう住める状態ではない」「修理より建て替えや解体の方が現実的」と判断せざるを得ない状況になることもあります。

このように、空き家は気づかないうちに劣化が進み、費用面の負担も大きくなる傾向があります。
そのため、早めの点検や対策、必要に応じた解体や利活用の検討がとても大切です。

 

② 倒壊の危険

老朽化が進んだ家は、地震や台風といった自然災害の影響を受けやすく、倒壊のリスクが大幅に高まります。
特に、基礎が弱っていたり、柱や梁が腐食している場合は、わずかな揺れや強風でも大きなダメージを受けてしまうことがあります。

さらに、もし建物が倒壊して周囲の住宅や車、通行中の歩行者などに被害を与えてしまった場合、持ち主が損害賠償を求められるケースもあります。
想定外のトラブルが大きな負担につながることもあるため、老朽化した建物をそのままにしておくことは非常に危険です。

このように、老朽化した家は「住めない」という問題だけでなく、「周囲への危険」や「責任問題」に発展する可能性があるため、適切な管理や早めの対応がとても重要になります。

③ 景観の悪化

雑草や樹木が伸び放題になっている空き家は、見た目の印象を大きく損なってしまいます。
手入れが行き届いていない状態が続くと、まず景観が悪化し、地域全体の雰囲気が暗く見えるようになります。

さらに、こうした環境は治安面にも影響を及ぼします。
というのも、雑草が生い茂った場所や人の気配がない家屋は、不審者が立ち入りやすい雰囲気を作り出してしまうためです。
その結果、近隣住民にとっては「何かあったらどうしよう」という不安が生まれ、安心して暮らしづらくなることも少なくありません。

このように、空き家の放置は見た目だけでなく、地域の安心感や治安にも関わる問題へと発展してしまいます。

④ 害虫・動物の発生

適切な管理が行われていない空き家は、まず害虫が繁殖しやすく、ゴキブリや蚊などの温床になりやすいという問題があります。
さらに、放置された建物や庭には、ネコやアライグマなどの野生動物が住み着き、
悪臭・騒音・糞尿被害といった生活トラブルにつながることも少なくありません。

加えて、近年は全国的にクマの出没が増えているというニュースが相次いでおり、
空き家がその「隠れ場所」として使われてしまうケースも懸念されています。
人の気配がない場所は野生動物にとって安心して入り込みやすいため、結果として地域の安全にも直結する問題へと発展してしまいます。

このように、空き家を放置することで生まれるのは建物内部の劣化だけではありません。
害虫・野生動物・そしてクマの出没リスクなど、地域全体の安心にも大きく影響してしまうのです。

⑤ 火災のリスク(放火・延焼・初期消火の遅れ)

今回の大規模火災でも明らかになったように、空き家は火災リスクが非常に高いことが分かっています。
特に、老朽化した建物が密集する地域では、一軒の火災から大規模な被害につながる危険性があります。

具体的には、以下のようなリスクが考えられます。

老朽化した木造住宅は燃えやすい

長年手入れされていない木造住宅は乾燥や腐食が進んでおり、
火が一度つくと短時間で建物全体に広がってしまいます。

人が出入りしないため火災発見が遅れる

空き家は普段誰も住んでいないため、
火災が起きても初期段階で発見されにくく、延焼を防ぐのが難しくなります。

放火など犯罪のターゲットになりやすい

人の目が届かない空き家は、
放火や不法侵入などの犯罪行為の対象になりやすく、火災の発生確率が高まります。

密集地では延焼が一気に広がる

住宅が密集している地域では、火災が一軒から周囲に広がり、
瞬く間に複数の建物に被害が及ぶ可能性があります。

このように、空き家は老朽化や管理不足が進むことで、
火災リスクだけでなく周囲への影響も大きくなるため、早めの対策が不可欠です。

⑥ 不法投棄

空き家であることが周囲に分かると、粗大ごみや不用品を投棄されるケースがあります。
さらに、こうした不法投棄は景観を損なうほか、衛生面の問題も引き起こします。
悪臭や害虫の発生、さらには火災のリスクにもつながりかねません。

 

⑦ 犯罪者の住処になる危険

加えて、空き家は不法侵入の標的になりやすく、犯罪者の隠れ家として使われることも。
実際に、福島県では被災地の空き家に無断で立ち入って、映像配信を行ったという事件があり、
外国人が逮捕されています。

こうした事態が起きると、たとえ所有者に心当たりがなくとも、
地域全体で「治安が悪くなった」「安心できない」と感じられてしまいます。

つまり、空き家を放置することは、自分自身だけの問題ではなく、
地域の安全と秩序を脅かす重大なリスクになる恐れがあるのです。

 

最後に

空き家を放置すると、老朽化・倒壊・害虫・不法投棄など、さまざまな問題が生じます。
なかでも 火災のリスク は地域全体に影響を及ぼす非常に重大な問題です。

実際に、今回の大規模火災では、空き家の存在が被害拡大の要因であったと報道されました。
こうした事例は決して他人事ではなく、福島県でも同じような危険が潜んでいる可能性があります。

そのため、「うちの空き家は大丈夫」と思っていても、実際には気づかないうちに危険が進行していることも少なくありません。
だからこそ、少しでも不安を感じたら、空き家の修繕や管理をどう進めていくのか、今一度しっかり考えてみることが大切です。

福島県・郡山市で空き家の解体や活用をご検討の方は、H&Sプランニング にぜひご相談ください!
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