福島県のみなさま、こんにちは。
郡山市を拠点に福島県内全域で解体工事を行っております、H&Sプランニングです。
解体工事を進めるうえで欠かせない準備のひとつが、電気・ガス・電話などのライフライン停止手続きです。
これらは、必ず工事前に済ませておくべき重要な作業であり、忘れてしまうと思わぬトラブルにつながる可能性があります。
たとえば、電気が通電したままでは感電事故の危険が高まりますし、
ガスの閉栓がされていないとガス漏れのリスクが残り、工事を開始できないケースもあります。
安全面だけでなく、工事工程の遅延にも直結するため、事前準備は非常に大切です。
解体工事を初めて経験されるお客さまの中には、「どんな順番で進めれば良いのか分からない」
「何を準備したら良いのか心配」と感じる方も少なくありません。
そこで今回は、解体工事が人生初めての方が多いことを受けて、
ライフライン停止の基本的な流れをわかりやすくまとめました!
郡山市・本宮市で解体工事をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。♪

確認すべきライフラインの種類
解体工事前に手続きを行う必要があるライフラインは主に以下のものが対象です。
・電気
・都市ガスまたはLPガス
・固定電話
・インターネット
・NHK受信契約
これらの手続きを事前に済ませておくことで、
解体工事当日に慌てることなく、作業をスムーズに進めることが可能です。
逆に、準備が遅れると工事の遅延やトラブルにつながる恐れがありますので、早めの行動を推奨しています。
電気の手続き

まずは、電力会社への解約手続きを行います。
電力会社への連絡は工事予定日の2週間前を目安に行うとスムーズです。
このとき、「建物の解体に伴う電気の停止と設備の撤去」であることを明確に伝えることが大切です。
また、契約書を手元に準備し、以下について事前にまとめておくと、やり取りがスムーズになります。
・契約者名
・住所
・お客様番号
・停止希望日
福島県郡山市・本宮市の場合、一般的に東北電力に連絡するケースが多いものの、
最近では新電力会社を利用している方も増えているため、
契約している会社を確認したうえで手続きを進めましょう。
電気が通電したまま建物を壊してしまうと、漏電による火災の危険があるため、
必ず解体工事前には、引き込み線やメーターの撤去を済ませておきます。
東北電力では、撤去作業の立ち合いについては基本的には不要とされていますが、
立ち会いが必要な場合に備え、早めに撤去の日程を調整しておくと安心です。
ガスの手続き

次にご紹介するのは、ガスの停止手続きです。
解体工事前には、電気と同様にガスの閉栓も欠かせない重要な作業です。
ガスには大きく分けて都市ガスとLPガス(プロパンガス)がありますが、
どちらも管理・契約している会社が異なるため、事前に契約書を確認しておくことが必要です。
連絡の際には、「解体工事に伴うガス管の撤去を依頼」である旨を明確に伝えます。
また、ガスの撤去に関しては、立ち合いが必要となるケースが一般的です。
ガス会社の繁忙期は予約が取りづらいため、
解体工事が決まったら速やかに、遅くとも2週間前には連絡をしておくと安心です。
固定電話・インターネット機器の返却
固定電話は、契約している通信会社(NTT等)、
インターネットはご契約のプロバイダ会社へ連絡を行います。
電話線やインターネットの光ファイバーが電柱から直接引き込まれている場合には、
回線の撤去工事が必要なため、解体工事が決まったら速やかに業者へ撤去の依頼をしましょう。
NHK受信契約の扱い
住居を解体する場合は解約、もしくは住所変更手続きが必要です。
解約の手続きはインターネットでは行えず、直接電話での対応が必要となる点に注意です。
NHKの窓口に連絡をする場合には、手続きをスムーズに進めるためにも、
お客様番号や契約書を手元に準備しておくと安心です。
補足:水道と浄化槽について
これまでにライフラインの停止手続きについてご紹介していきましたが、
水道については、少々取り扱いが異なるため、
ここで詳しくご紹介いたします。
また、浄化槽を使用している住宅の場合、解体工事前には必要な作業がありますので、こちらもライフライン手続きの補足としてご紹介いたします。
水道の手続き

解体工事中は、ほこりが舞うのを防止するため散水や泥はねなどの道路清掃などに水道を使用いたしますので、事前に撤去のご連絡をいただく必要はございません。
工事完了後に、今後の使用予定や料金のご精算について、
水道業者等へご連絡いただくようになります。
浄化槽の処理

解体工事を行う前には、浄化槽撤去について以下の作業が必要となります。
これは法律で義務付けられている作業のため、市町村の許可を受けた専門業者への依頼が必要となります。
・汚水の汲み取り
・消毒作業
・槽内清掃
これらが完了していないと浄化槽の撤去を行うことができません。
事前に地域の許可業者へ連絡し、工事開始まえに終了できるよう、日程を押さえておくことが大切です。
まとめ
今回は、解体工事が決まったら行うべきにライフラインの停止方法についてご紹介しました。
電気やガス、電話・インターネット、NHK受信契約などの手続きを事前に済ませておくことで、工事期間中のトラブルを防ぎ、余計な費用や手間を抑えることにもつながります。
すべての手続きは、解体工事の着工日が決まり次第、速やかに行うことがポイントです。
目安として、2週間前までには済ませておくと安心です。
特にガスの撤去など、立ち合いが必要な作業はスケジュール調整が重要となります。
解体工事に伴うインフラの手続きにおいて、遠方にお住まい等の理由で手続きや立ち合いが難しい場合でも、
H&Sプランニングでは、手続きのサポートも可能です。
手続きの進め方や立ち合いの代行についてもぜひお気軽にご相談ください。
郡山市・本宮市で解体工事をご検討中の方は、地域の状況に詳しいH&Sプランニングへお任せください。
スムーズな準備と確かな工事品質で、全力でサポートいたします^^