みなさん、こんにちは(^^)
福島県郡山市を拠点に解体工事を行っているH&Sプランニングです(^^)
冬が本格的な寒さに突入し、空気も乾燥してきました。
それに伴い、火災のニュースもよく耳にします。

この時期、工事現場でも火気の取り扱いや火災予防については、十分に注意を払う必要があります。
そこで、本日は解体現場における火災防止についてお話しします。

冬の時期は解体工事に伴う火災の心配もありますが、
火災リスクに対する安全対策についてもご紹介いたしますので、
冬季に解体工事をご検討中の方はぜひ参考になさって下さい(^^)


解体工事と火災

解体工事は建物を取り壊す過程で様々なリスクを伴いますが、
その中でも特に注意が必要なのが火災リスクです。

解体作業中に火災が発生すると、作業員の安全が脅かされるだけでなく、
周辺地域にも大きな被害を及ぼします。

解体工事現場には、日頃から適切な火災防止策を講じることが極めて重要です。

 

 

 

解体工事と火災リスク

解体工事現場では、様々な要因により火災が発生する可能性があります。
主な出火原因として考えられるのは、溶接や溶断作業による火花の飛散、
喫煙の不始末、さらには夜間に施錠されていない工事現場への放火などが挙げられます。

 

解体工事における火災リスクの背景

解体工事の現場は、通常の建設現場とは異なる特性を持っており、
古い建物を取り壊す作業故の、さまざまな火災リスクが潜んでいます。
ここでは、その背景についてわかりやすくご説明いたします。

古い建材

長年使用されてきた建物には、現在では使用が推奨されていない可燃性の高い材料が使われている場合があります。
例えば、発泡プラスチック系の断熱材は非常に燃えやすく、
火災が発生すると急速に燃え広がる危険性があります。

 

電気配線

老朽化した電気配線も火災のリスク要因です。
時間が経つにつれて配線の絶縁部分が劣化したり、不適切な修理が行われていることがあります。
こうした配線は、解体作業中の振動や衝撃によってショートを起こし、
火災の原因となる可能性がありますので、十分な注意が必要です。

 

可燃性の物質

建物内に残された可燃性の物質も火災リスクを高めます。
過去に使用された何らかの液体やガスが壁や床の中に残っていることがあり、
それらが解体作業中に露出することがあります。

万が一これらの物質が火花や熱源に触れると、一気に火災が発生する危険性があります。

 

解体工事中に火災が発生しやすい原因

ここでは火災発生のリスク要因についてご紹介致します。

 

可燃物の存在

解体工事現場には、木材や紙、プラスチックなどの可燃性の建材や廃棄物が多く存在します。
特に、木材や発泡プラスチック系断熱材は高い可燃性を持つため、特に注意が必要です

高温作業による火花

溶接や切断などの高温作業は、火花を発生させ、周囲の可燃物に引火する危険性があります。
特に、可燃性の高い建材が使用されている場所での火気の発生は極めて危険です。

電気系統のトラブル

古い配線や不適切な電気工事により、ショートや過熱が起こり、火災の原因となることがあります。
解体作業中に電気系統を適切に管理することが重要です。

 

 

火災予防のための基本的な安全対策

ここでは、解体現場における火災予防対策についてご紹介致します。

 

作業前の点検と計画

解体工事を始める前に、火災のリスクを評価することが重要です。
可燃性のある建材を特定し、原則として火気を使用しない施工計画を策定する必要があります。

消火器の設置

火災リスクに備えて、現場には適切な数の消火器を設置し、
すぐに使用できる状態にしておくことが重要です。

火気の管理

火気使用厳禁の表示を行い、やむを得ず火気を使用する場合は、不燃性ボードで遮蔽するとともに、
消火器を配置するなどの対策を講じる必要があります。

 

 

火災防止アイテム

ここでは、解体工事の現場で使える具体的な火災防止アイテムについて、詳しくご説明いたします。

 

不燃性ボード

不燃性ボードは、火気作業時の遮蔽に非常に効果的です。
溶接や切断作業時に周囲を覆うことで、火花の飛散を防ぎ火災リスクを大幅に低減させます。

防炎シート

防炎シートは養生シートの一種で、通常の養生シートに防炎加工を施したものです。
このシートは火花や熱を遮断する効果があり、
特に溶接作業時に周囲を覆うことで火災リスクを最小限に抑えることができます。
また、解体現場全体を覆うことで、外部からの火の粉の侵入も防ぐことができます。

 

消火スプレー

消火スプレーは、小規模な火災の初期消火に非常に効果的です。
小型で軽量なため、取り扱いが容易で、消火器と比べて迅速に使用することができます。

上記の他にも、耐火性のある作業服の着用も有効です。

 

 

火災が発生した場合の対処法

起きないことが一番の火災ですが、万が一解体現場にて火災が発生した際の対処法についてご紹介致します。
慌てず冷静に行うことが大切です。

・即座に119番通報を行う
・可能であれば初期消火を試みる
・作業員の安全確保
・周辺住民への連絡と避難誘導を行う

まとめ

いかがでしたか。
本日は解体工事における火災予防についてご紹介をしました。
解体現場での火災防止は、事前の綿密な計画と、現場での徹底した管理が鍵となります。

その上で、定期的に消火器の使い方や
火災発生時の避難シミュレーションを行うなど、会社全体で火災防止・対処法を継続的に学ぶことで、
火災リスクを大幅に低減することができます。

福島県で解体工事をご検討中の方は、ぜひ一度お問合せ下さい♪
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