みなさんこんにちは♪
福島県にて解体工事を行っておりますH&Sプランニングです(*^^*)

近年、少子高齢化や都市部への人口集中により、
地方を中心に空き家の増加が問題となっています。

住む人がいなくなった空き家は、害虫被害や景観の悪化を引き起こし、
地域住民や周辺環境に悪影響を及ぼす可能性があるだけでなく、
空き家を放置するということは、資産価値を大幅に低下させるリスクがあります。

本日は空き家の資産価値の調べ方と、解体工事による資産価値向上についてご説明致します。


空き家の買取相場

空き家の買取相場は、築年数やその時の状況により変動が大きい傾向にあります。
一般的には、不動産市場価格の60%前後と言われています。

不動産市場価格とは、不動産が実際に売買されている価格のことを指し、
不動産業者を介して売却するときの価格を言います。

空き家の価格相場に関する基本的な知識について以下でご紹介します。

 

空き家の築年数

空き家の価格相場に大きく影響するのは築年数です。
住宅の築年数が長いほど、価値は低下していきます。

日本の国税庁は、住宅の耐用年数を構造ごとに示しており、
木造住宅の場合は22年、鉄筋コンクリート造では47年と定めています。

空き家の築年数がこれを超えている場合、建物の価値は0ということです。

こちらは目安となりますが、
マイホームを建てた場合、築5年で約50%、築20年となれば約10%まで市場価値は低下すると言われています。

つまり3,000万で建築したマイホームは、5年が経過し何らかの理由で売却を考えた時に、
1,500万円の市場価値があるということです。

 

空き家の売却で発生している費用

空き家の市場価値を調べて、いざ売りに出そう!と考えても、
不動産業者から提示された価格は相場よりも低くなっていることがほとんどです。
その理由には主に以下の3点が挙げられます。

・買い取り業者に入る利益
・買い取り、転売に必要な諸経費
・空き家のリフォーム費

不動産業者は空き家を買い取る場合、上記の利益・費用を引いた価格で提示しており、
市場価格よりも査定額が低くなってしまうのです。

空き家の状態によっては、リフォーム工事の内容なども変わってきます。
そのため日頃から空き家を適切に管理することは、資産価値を下げないためにも非常に重要であるといえます。

 

価格に影響を与えるもの

空き家の売却価値は、上記で紹介した築年数や業者の手数料のほかにも、
大きく影響を及ぼすものが3つあります。
以下の通りです。

・空き家の劣化具合・状態
・利便性や周辺の環境
・アクセスの良さ

空き家の状態が悪い場合や、周辺環境の利便性が良くない場合は、
査定金額が低くなる傾向にあります。

逆に市街地や駅へのアクセスが良い、状態の良い空き家は、
すぐに売却に繋がる可能性があるため、査定に高値がつくことも。

 


空き家の相場価格が知りたい!

住宅を所有している人は、売却の予定がなくとも、
まずはどのくらいの価値があるのかを知っておくのは大切なことです。
家は大切な資産です。定期的にその価値を確認しましょう。

具体的な物件価格は、以下の方法で調べることが可能です。

①不動産ポータルサイト
②不動産情報ライブラリ
③REINS(レインズ)

上記の方法で目安となる物件価格を調べることが可能ですが、おおよその目安ということを理解しておきましょう。
正確な価格を知りたい時は、業者に査定を依頼すると良いでしょう。

ではひとつずつ見て行きます☺

 

①不動産ポータルサイト

>SUUMO >イエウールといった不動産ポータルサイトでは、
手軽に市場価格の目安を調べることが可能です。

ただし、AIで算出しているため正確さでは劣っていたり、
山間地域や地方である場合、算出ができなということも。

また、営業の電話がかかってくる可能性もあるため、
これから紹介する下記の方法が難しい場合に、活用してみるのをお勧めします。

 

 

②不動産情報ライブラリ

日本の国土交通省は、不動産の実際の売却価格を調べられる、
>不動産情報ライブラリを運営しています。

地域や取引の時期、物件の種類を指定し調べられますが、アンケートをもとに掲載しているため、
情報量が十分ではなく、地域によっては情報が得られない可能性もあります。

 

③REINS(レインズ)

REINSは、不動産流通機構が運営しているシステムです。
会員登録を行っている不動産業者のみ利用可能なシステムですが、
会員登録なしでも、不動産取引情報を確認できる個人向けのものもありますので利用してみて下さい。
>REINS Market information

国土交通大臣から指定されて運営しているシステムのため、安心して利用できます。

 


空き家を解体する場合

空き家の資産価値は時間の経過とともに確実に低下します。
解体工事を検討している場合は、適切なタイミングで解体工事を進めることが空き家に残る資産価値を
有効活用するためにとても大切です。

以下では、適切なタイミングの見極め方についてご紹介します。

 

①空き家の査定を不動産業者に依頼する

本格的に空き家の売買や解体工事を考えた場合、
不動産業者に空き家や土地の査定を依頼し、現時点での価値を明確にすることが大切です。
評価の内容を元に解体工事の必要性を判断したり、資金計画の立てやすさに繋がります。

 

②周辺地域の動向を把握する

地域の利便性の向上や再開発による人口の動向に気を配り、
解体後の土地がどのように活用できるかを考えることも重要です。
ただし、土地活用の検討は素人ではなかなか難しいため、専門家と相談することが望ましいでしょう。

 

③自治体の税制優遇や補助金を活用する。

自治体は、土地や建物に対して税制優遇措置や解体工事に関する補助金制度を設けています。
これらを上手に利用し、活用可能な時期に解体工事を計画しましょう。

 


空き家は早めの行動が肝心

空き家の取り壊しは、単なる建物の撤去ではなく、
その後の土地活用に活かしたり、資産形成へのステップになることもあります。

空き家の資産価値を知り、計画的に解体工事を進めることで、新たな価値を生み出すきっかけになります。

弊社では、空き家の解体工事に関するご相談を受け付けています。
解体工事に関するご相談から補助金の手続き、解体後の土地活用までトータルでサポート致します!(^^)!

まずは、お気軽にお問合せ下さい☺
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