みなさんこんにちは!
福島県郡山市を拠点に解体工事を行っております、H&Sプランニングです(*^^*)
さて、不要となった建物の解体工事をしなければならないのにも関わらず、
資金に余裕がなく、なかなか進められないという方は多いのではないでしょうか。
このような時に、金融機関のローンを上手に活用することができれば、
費用を一括で用意することが難しい場合でも、解体工事に着手することが可能です。
今回は、解体工事に利用できるローンの種類や手続き、
またローンを利用する場合の注意点についてもご紹介致します。
資金面が問題となり解体工事に着手できない方も、
この機会にローンの利用も検討してみてはいかがでしょうか(^^)
解体ローン
解体工事には高額な費用がかかり、ほとんどが一括での現金払いとなります。
分割やカード払いにて対応している業者が少ないため、
ローンを利用し解体費用を払うという方も増えてきています。
空き家問題と解体ローン
近年空き家問題が話題となっており、老朽化による倒壊被害や、不審者・動物が住み着くなど、
安全面、衛生面からも対策が必要になってきました。
そのため国や自治体は、最大の課題である資金捻出の課題を解決するため、
金融機関へ解体工事に利用可能なローン商品の創出を働きかけています。
現在では、多くの金融機関で空き家対策のローンが利用でき、
解体工事を検討している方が、前向きに取り組めるようになってきました。
解体ローンは、住宅や車のローンと同様に、
解体費用を分割して支払うことができる銀行や金融機関の商品です。
通常、解体費用は一括で支払う必要がありますが、
ローンを利用することで月々の支払いを少額に抑えるその間、
無理のない返済計画を組むことができます。
銀行や金融機関、または一部の解体業者が提携するローン会社にて申請することができ、
解体費用に対する大きな不安を軽減することが可能です。
ローン手続きの進め方
解体工事に必要な資金のローン手続きは、一般的に以下の手順となります。
①解体工事費のローン商品を取り扱う金融機関に必要書類等の問い合わせ
②申請書や各証明証等の準備
③審査
④金融機関と契約
⑤解体工事後に融資
ローンの申請を行う場合には、本人確認書類(マイナンバーカードや、運転免許証)や
収入が確認できる書類(源泉徴収票)などが必要です。
どのような書類が必要かは、金融機関によって異なるため予め確認しておくと安心です。
申請を行うと審査を受けることになりますが、
結果が出るまでに約1週間から長いと1か月ほどを要します。
審査の結果、問題がなければ金融機関と契約となり融資を受けることができます。
解体工事に関するローンの種類
解体工事に関する一般的なローンには以下があります。
①空き家解体(対策)ローン
②住宅ローン
③プロパーローン
④フリーローン
ひとつずつ詳しくみていきましょう。
①空き家解体(対策)ローン
空き家解体(対策)ローンは、
空き家を解体・リノベーションする場合などに行う融資のことです。
金利が他のローン商品と比べて低く、
原則、空き家に関する費用にのみ利用することができます。
また審査期間が短く、保証人が不要という特徴があります。
②住宅ローン
住宅ローンとは、住宅の建築や購入、リフォーム等に必要な資金の融資を受けられるローン商品です。
古家付き土地を購入し、新築建て替え工事を行う場合、
古家の解体工事の費用も融資の対象となります。
③プロパーローン
プロパーローンとは住宅ローンの一種を指します。
住宅や不動産購入時に融資を受けようとする場合には、
ローンの貸し倒れを防ぐため保証会社を介することが一般的です。
しかしプロパーローンは、保証会社の審査を受ける必要がないため一般的な住宅ローンよりもハードルが低いと言われています。
しかし金融機関独自の審査があること、保証会社を介さない代わりに連帯保証人を立てる必要があること、
また返済能力の有無を図る自己資金の有無も重要です。
④フリーローン
フリーローンとは、金融機関が提供する個人向けの商品で、
資金の使い道が自由なローンです。
比較的自由度の高いローンですが、
その反面金利が高い点には注意が必要です。
金利は借入額に応じて変化し、借入金額が低いほど高くなるため少額の借り入れの際も注意が必要です。
解体ローンの注意点
解体ローンは、資金の捻出が難しい場合にとても便利な商品ですが、
いくつかの注意点も理解しておく必要があります。
以下では3つの注意点をご紹介します。
1.空き家解体ローンと住宅ローンの違い
2.融資が受けられるタイミング
3.借り入れの要件
ひとつずつ詳しく見て行きましょう!
1.空き家解体ローンと住宅ローンの違い
空き家解体ローンと住宅ローンは、融資の目的が異なるため、
返済年数や金利、借入の限度額なども違いがあります。
また金融機関によっても金額は異なるため、自分に合った商品を選ぶようにしましょう。
2.融資が受けられるタイミング
それぞれの商品について、融資が受けられるタイミングについて確認しておくことが大切です。
古家付き土地の新築建て替え工事を住宅ローンにて行う場合、
融資を受けることができるのは、建物の引き渡し時のため、解体工事終了の段階ではまだ融資を受けることができません。
また、空き家解体ローンを利用する場合にも解体工事後に融資を受けることが一般的で、
着手金が必要な場合は手持ちの資金から捻出する必要があります。
3.借り入れの要件
どのローンを使用するにしても、あくまでも借入れであることを理解しておかなくてはなりません。
借入には金利が発生し、実際の解体費の支払い金額が当初の予定よりも大きくなること、
また月々の返済金額が家計の負担となることは、ローンを検討する際に決して忘れてはなりません。
また、先述したとおりローンには審査が必要です。
債務処理や自己破産、支払い滞納等の経験がある方は審査に落ちてしまう可能性もあります。
さいごに
解体工事の費用は高額になることがあり、
まとまった資金をすぐに準備することは難しいという問題があります。
しかしその結果として、空き家が放置されトラブルや事故に繋がるという悪循環が発生していることも事実です。
早急に解体したいけれど資金の調達が難しいという場合には、
金融機関の空き家解体ローンなどを検討してみると、解体工事を前向きに進める選択肢が広がってくるかもしれません。
ただし、ローン商品はあくまでも借り入れであるということを念頭に置き、
支払い計画に無理が無いようしっかりと検討することが大切です。
福島県で解体工事をご検討中の方は、ぜひ一度お問合せ下さい♪
お問い合わせは下記からどうぞ(^^)
> ご相談・お見積りはこちらから
Instagramもご覧ください♪
> インスタはこちらから☆