皆さんこんにちは!
福島県郡山市にて解体工事を行っております、
株式会社H&Sプランニングです!(^^)!
弊社ホームページをご覧いただきありがとうございます♪

先日、ニュース番組の中で空き家問題の特集を行っていたのですが、
そこで「負動産」というワードが使用されていました。

どうやら「負動産」とは漢字の変換ミスではなく、
所有しているだけでマイナスを生む不動産のことを指す、新しい表現のようです。
そこで本日は、負の資産「負動産」について分かりやすくご説明致します。

負動産とは何なのか、また負動産を有効に活用し富を生むためには、
どうすれば良いのかについて詳しくご紹介します!(^^)!

「負動産」とは何か

ここでは「負動産」とは具体的にどのような不動産を指すのか、
基本的なことをご紹介します。

 

所有しているとマイナスになる不動産

漢字の「負」はマイナスを意味する通り、
負動産とはいわば負債を抱えている状態と言うと分かりやすいかもしれません。

 

負動産の例

負債と言われてもなかなかピンと来ない方も多いかもしれません。
具体的には、以下のようなものを言います。

・相続したが、そのまま空き家になっている実家
・買い手も借り手も見つからない老朽化したマンション
・ほとんど使用することがなくなった別荘
・遊ばせているだけの土地

ほんの一例ですが、日本では上記のような物件が多い傾向にあります。
本来であれば建物や土地は資産であるはずなのに、
なぜ負の資産となってしまうのでしょう。

 

なぜ負動産となってしまうのか

負動産となってしまう原因として、
日本の生活様式が大きく変化してきたこと、
また少子高齢化が進んでいることが挙げられます。

例えば親が亡くなり子が実家を相続しても、
子がそこから離れた都市部に家を建てた場合、
実家を使用する機会はほぼありません。

遠方であるほど定期的に帰省して実家を管理することは難しく、
空き家のまま放置しているという事例は少なくありません。

住んでいないにも関わらず、固定資産税といった税金ばかりが徴収され、
まさに所有しているだけでマイナスの負動産です。

 

負動産の活用方法4選!

そうは言っても、思い出のある実家などを負動産と呼ぶのは、
とても寂しい気持ちになることと思います。

ただ活用法を知っていれば、
マイナスからプラスに変える「富動産」に変えることも可能なのです♪

ここでは負動産を富動産に変える活用法5つと、
それぞれのメリットデメリットをご紹介します(^^)

 

①賃貸に出す

まずは、土地や空き家を賃貸に出せないかを検討します。
これは周辺の環境やニーズなど専門的な知識も必要なため、
不動産業者に相談する必要があります。

一般的には「空き家を賃貸住宅として貸し出す」「空き家を修繕してから賃貸にする」
「土地を駐車場に整備し、駐車場として貸す」などといった方法があります。

また近年では多様なニーズに対応できるよう、
リモートワークのために1時間ごとに貸し出し可能な施設にしたり、
宿泊業や民泊などの許可を取得して、1日単位で貸すなど多様な選択肢があります。

 

メリット

空き家や土地をそのまま利用できれば初期投資費が大幅に削減できます。

入居者がスムーズに決まれば、
家賃の金額により毎年の固定資産税をまかなえる他、家賃収入も期待できます。

 

デメリット

立地条件が良くない場合や需要が見込めないエリアについては、
なかなか借り手が見つからないことがあります。

空き家が著しく老朽化している場合は、
初期費用を投入し、リフォームなどを行う必要があります。

しかし費用をかけてリフォームしたからと言って、
借り手が必ず見つかるとは限りません。

専門家と相談し、立地やニーズなどの入念なマーケティングが重要です。

 

②売却する

空き家や土地を使用する予定がなければ、売却してしまうのも一つの方法です。

厳密には活用とは言えないかもしれませんが、
売却して収益があれば広い意味で活用と言えそうです。

 

メリット

空き家や土地が売却できれば、不動産の維持・管理といった負担からも解放されます。
また、売却以降は固定資産税などの各税負担も無くなります。

さらに手元に残ったお金を他の資産にて上手に運用すれば、
将来的に大きな資産となる可能性が生まれます。

 

デメリット

立地によっては買い手が見つからないことも考えられます。
不動産業者に相談しても断られてしまったり、
0円でも売れないというケースも増えて来ています。

 

③建て替える

先述した「①賃貸に出す」と類似する部分もありますが、
空き家を丸ごと建て替えて、アパート経営などの活用方法もあります。

メリット

アパートに建て替える場合、既存の建物を解体する費用と新築の建設費がかかります。

しかし入居者が安定していれば家賃収入を継続的に得ることができ、
利益を生み出す可能性が十分にある活用となります。

 

デメリット

建て替えの場合、解体費用と建設費用で多額の初期投資が必要となります。
また無事に建物が出来上がっても、入居者がいなければ負債ばかりが残ります。

また初期投資を抑えて性能や設備がいまいちな建物になると、
入居者が決まりづらい恐れもあります。

多額の初期投資が必要なため建て替えによる活用は、
資金に余裕があるかどうかが最大のポイントと言えるでしょう。

 

④更地にする

空き家が建っている場合、解体して更地にするという方法もあります。
更地の状態であれば、駐車場経営やソーラーパネルの設置などが可能となります。

 

メリット

駐車場経営をする場合、解体費用の他はそれほど初期費用はかかりません。
立地環境により、月極として安定した収入を得るほか、
都市部であれば、コインパーキングなど時間制にして収入を得ることも可能です。

 

デメリット

既存の建物の解体費用が必要となります。
建て替えと違い、多額の建設費用はかかりません。

しかし、コストがかかることは想定しておかなければなりません。
駐車場にするならば、砂利なのかアスファルトなのかでも費用が変わります。

またソーラーパネルの場合、日当たりは十分か、
売電による収益が見込めるかなど検討を行う必要があります。

更地にしてこれらの事業を始める場合には、
環境や立地のニーズが限定されるため、活用法が限られることもあります。

 

最後に ~負動産から富動産へ~

近年、所有しているだけでマイナスとなる不動産のことを「負動産」と表現します。
負動産の代表として、空き家や活用していない土地などがあります。

負動産の活用方法には様々な方法がありますが、
物件の諸条件や立地環境によっては活用方法に悩むこともあるかと思います。

まずはどんな活用方法があるのか、
そしてそれらのメリットデメリットについて知り検討を始めることが大切です(^^)

なお弊社では、
解体工事を通じて負動産を所有している方のご相談をお受けしております!

解体工事に関してはもちろんのこと、
空き家の活用やそれに伴う不用品の処分まで幅広くご対応いたします。

どうぞお気軽にお声がけください!(^^)!

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