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みなさんこんにちは!
福島県郡山市を拠点に解体工事を行っております
株式会社H&Sプランニングです!(^^)!
本日は、【古民家】の解体についてご紹介致します♪
現在、日本では人口減少に伴い、空き家が大きな問題となっています。
古民家は、その居心地の良さや建材の価値が人気となり、
地域のコミュニティ施設や飲食店などに活用され注目を浴びていますが、
空き家問題の一因となっていることは否めません。
今後、どのように管理・活用していくのかが問われています。
ぜひ最後までご覧ください♪

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古民家の解体
ここでは、古民家の解体工事についてご紹介致します。
古民家を解体する場合も一般的な建物や住宅と同様、解体業者に工事を依頼します。
それでは古民家とはそもそもどんな建物のことを言うのか、
一般住宅の解体との違いについてもここで理解して行きましょう(^^)

古民家とは
古民家とは、一体どんな建物のことを指すのでしょうか。
インターネットや資料で調べてみると、
「築50年以上経過した建物」と定義しているところもありますが、
実際には決まった定義はなく、曖昧なものです。
100年以上建築年数が過ぎていても「古民家」の雰囲気とは遠い建物もあります。
そのため、築年数で判断するよりは「日本の伝統的な建築法で建設された建物」と考えた方が適用かもしれません。
例えば、梁や柱を使用せずに組み立てた建物などは築50年未満でも、古民家だと考えることができます。
住宅・古家・古民家の違い
ここでは、住宅・古家・古民家の違いについてご紹介します。
ひとつずつ見て行きましょう!
・住宅
居住用の家屋として使用されている建物のこと。
築年数が比較的浅いことが特徴で、空き家についても築年数が浅い場合には住宅と定義されることも!

・古家
古家は住む家としての機能が低下し、資産価値が低い建物のことです。
今後居住する予定がなく築年数も相当経過している空き家については、
古家と定義していることが多いです。
・古民家
上記ふたつと古民家との違いは、やはり建築方法だと言えます。
伝統的な建築方法で建設された家屋は、日本の貴重な伝統文化であり、
使用されている木材なども古材としての価値が高い場合もあります。
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古民家の解体期間
古民家を解体する場合、解体業者に依頼することとなりますが、
一般の住宅と同じ工程での作業となり、
解体期間は3日から10日が目安となります。
一般的な解体工事と同様、建設リサイクル法の届出や解体後の諸手続きを考えると、
工事から事務手続きまですべてを完了するのに、
1か月から2か月 を想定しておくと良いです。
ただし古民家の古材を売却予定の場合は、
期間が長くなる可能性があるため注意が必要です。
古材の売却をする場合には古材を損傷させないために、
重機を使用せず、人力での解体が中心となります。
人力での解体工事は人件費と期間が長くなることから、解体費用はその分高騰します。
古材を売却予定の場合は解体業者と話し合い、具体的な期間や費用の見積もりを確認しましょう。
古材については、この後に詳しくご紹介します!
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古民家解体費用相場
それでは、ここでは古民家の解体費用相場を確認していきましょう!
古民家の解体費用は、木造家屋の場合1坪あたり3万~5万円が相場です。

一般住宅の解体費用の相場が、1坪あたり2万から3万5,000円となりますので、
古民家の解体費用はやや割高となっています。
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古材の売却
古民家解体の特徴として、古材が売却可能な点が挙げられます。
古民家には、貴重な建材が使用されていることが少なくありません。
それを解体業者に丁寧に解体してもらい、
買い取り業者に売却することで一定の収益が発生します。
古材に価値があることが前提となりますが、
古民家を所有している方は、解体工事時の選択肢として覚えておきましょう!
古材とは
そもそも古材とは、一般的に戦前~築60年以上が経過した古民家に使用されている木材のことを言います。
古い木材に使い道があるのか?と思われる方も多いかもしれませんが、
木材の種類によっては、経年とともに強度が増す木材があり、
市場では価値の高いものとして取引きされています。
買い取りされやすい古材には、以下のものがあります。
・ひのき
・けやき
・柿の木
例えば、ヒノキは伐採から100年経過すると最も強度が高まるとされていて、
古材の売却で利益があることも少なくありません。

古材売却の注意点
価値のある古材は、深みのある風合いや強度の強さ、
そして新しい木材にはないプレミアム感があります。
古民家再生の人気に火がつき、古材の買取業者も現れる中、
古材のニーズは高まっていくことが予想されます。
しかし解体工事に伴う古材の売却には、
何点か注意点もありますので頭に入れておきましょう。

①解体工事の期間が長くなる
古材を売却するためには、
古材を損傷させることなく丁寧に解体しなければなりません。
そのため、重機ではなく手作業で解体していく必要があります。
手作業での解体は、重機で行うよりもはるかに時間がかかるため、
工期が長めになることを理解しておきましょう。

②解体費用が高額になる
先述したように、状態の良い古材を確保するためには手作業での解体が必須です。
手作業での解体工事は人件費も多くかかるため、
古材の売却で収益が得られたとしても、
解体工事費用のトータル費用が高くなる可能性があります。
古材を売却した収益で、解体費用を抑えたいとの考えがあれば、
古材の買取価格はどのくらいなのか、
重機と手作業では、どの程度費用が変わるのか確認が必要です。
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古民家を活用しよう♪
古民家は解体する以外にも、様々な方法で活用されることが増えてきました。
ここでは、古民家の活用方法についてご紹介致します。

①飲食店
古民家が持つ日本の古き良き雰囲気を活かし、
レストランやカフェとして活用する事例が増えて来ています。
その地域の食材を活かしたメニュー展開にするなど、
地域の伝統や文化を感じられる空間となり、地域の再生へと繋がっています。

②民宿・ゲストハウス
訪れた旅行者への宿泊先へと活用する事例もあります。
古民家の独特な木の香り、心地よい畳の感触を堪能できるところが魅力です。
旅行者と地元の人々との交流にも繋がり、地域の活性化が臨めます。

③コミュニティスペース
コミュニティスペースとして生まれ変わった古民家もあります。
地域の住民が集う憩いの場所となり、
イベントやワークショップなど様々な形で地域の人の交流・繋がりが生まれます。
古民家を活用することで、その土地の文化や歴史を守りながら新しい交流の機会が創出され、
地域の魅力が広がって行きます。

④ショップ
観光地に古民家を活用して雑貨店などを営む場合、
販売する商品に関係なく、建物自体が観光資源へと生まれ変わります。
地元の伝統工芸品や地域の特産品を販売すれば、観光地のお土産ビジネスが実現可能です。

⑤ギャラリー
地元の伝統工芸品やアートの展示スペースとして活用すれば、
古民家の持つ落ち着いた雰囲気の中、作品の魅力をより引き立たせることができます。
ギャラリーは文化交流の場として使用されているケースもあります。
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最後に~福島県のみなさんへ~
本日は古民家の解体、活用についてご紹介しました。
古民家に限らず解体工事を行う場合、「この柱は残して欲しいな」
「梁を再利用したい!」「思い出の落書きを残して置きたい」とのご要望があります。
お家の建て替えや思い出の詰まった実家の解体時に、
取り壊す家の一部を再利用することは、とても素敵な考えだと思います。
新しい暮らしに、家族の歴史が引き継がれていくのだなと温かい気持ちになります。
その一方で、一部をきれいに残す解体作業は、通常よりも費用がかかってしまうこと、
また新しい家で使用することは可能なのかなど、解体業者や建築業者と入念に打ち合わせをすることが大切です。
再利用が決まった際には、大切な資材を人の手により一つ一つ丁寧に外させていただきます。
古民家の貴重な資材の他、一般の住宅解体においても細かなご要望がございましたら
ぜひ弊社にご相談下さい♪
福島県で解体工事をお考えの方はぜひ弊社にご相談下さい。
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