みなさんこんにちは(*^^*)
福島県にて解体工事を行っておりますH&Sプランニングです!
HPを見て下さりありがとうございます♪
本日は、解体工事に関するアスベストの事前調査についてご紹介したいと思います。
解体や改修工事を行う前には、建築物にアスベストが含まれているかを事前に調査しなければなりません。
事前調査の流れや内容について詳しく見て行きましょう。
アスベストの事前調査
アスベストとは、石綿【いしわた】とも呼ばれ繊維状の鉱物のことを指します。
アスベストは人体に取り込まれると、長い年月をかけて中皮腫や肺がんなどの
健康被害をもたらす可能性が高いと言われています。
そのため、建物の解体や改修を行う際には、全ての建材について必ず事前調査を行います。
アスベストに関する法令は下記の2つがあります。
①石綿障害予防規則
②大気汚染防止法
事前調査の目的
アスベストの事前調査を行う目的は、主に2つの理由があります。
一つ目は、アスベストによる労働者の健康障害を予防すること。
二つ目が、国民の健康を保護し生活環境を保全することです。
アスベストの適切な除去計画と管理を行い、労働者と国民・生活環境の安全性を確保することが重要です。
事前調査の必要性
アスベストは、肉眼では確認できないほど細い繊維状の物質です。
体内に取り込まれると、肺胞に沈着し組織内に滞留し続けます。
その結果、肺がんや悪性中皮腫などの病気を引き起こしてしまうのです。
実際に、石綿による健康被害は今も増え続けており、
「石綿健康被害救済制度」なども設けられています。
深刻な健康被害を少しでも減らすため、アスベストの事前調査は非常に大切なのです。
事前調査の流れ
ここでは、アスベスト事前調査の流れについてご紹介します。
アスベストの事前調査は大きく3つに分けられ
書面、目視、分析による調査が行われます。
①書面による調査
書面とは、主に以下のものを指します。
・設計図
・竣工図
・改修図など
このような書面があると、建物の所有者や発注者・工事関係者からヒアリングを行うことができ、
また目視による調査の効率を高めることができます。
②目視による調査
書面による調査、関係者からのヒアリングののち、
現地において目視による調査を行います。
現地では外観や内装・下地等の確認を行い、
調査対象の建物の石綿の使用状況を正しく把握します。
③分析による調査
調査する建材にアスベストが含まれているか不明な場合は、
試料採取を行い、分析による調査を行います。
同じ材料と考えられる建材ごとに、試料を採取して行きます。
④石綿含有”みなし”
アスベストの有無が確認できない場合は、
通常は分析による調査を実施することが推奨されますが、
必ずしもそのような調査を行わずに、石綿が含まれていると”みなす”ことも可能です。
分析による調査の実施は、事業者や発注者などによって選択されます。
石綿が含まれているとみなした場合、解体工事などは建材から石綿を取り除く作業が必要となります。
アスベストの調査資格
アスベストの調査は、厚生労働大臣が定めた一定の知見を有する者が行うとしています。
一定の知見を有する者とは、下記の資格者を指します。
・一般建築物石綿含有建材調査者
・特定建築物石綿含有建材調査者
・一戸建て等石綿含有建材調査者
調査業者の選び方
アスベストの調査を依頼する時は、業者の選定も慎重に行う必要があります。
以下の3つのポイントを確認し、安心して依頼できる業者を選びましょう。
①調査報告書を丁寧に作成している
アスベストの調査報告書は、公的機関に提出する必要があります。
誰が見ても分かりやすいものであることが大切です。
調査報告書の作成実績の高い業者だと安心です。
②有資格者が在籍している
アスベストの事前調査は、厚生労働大臣が定めた資格者でなければなりません。
事前調査を依頼する際には、適切な資格者が調査してくれるか確認するようにしましょう。
③費用が適切な額で、あらかじめ説明がある
アスベストの事前調査にも費用はかかり、
依頼主がもっとも気になることのひとつではないでしょうか。
あとから高額な費用を提示してくる悪質な業者も中には存在しますので、
調査の前に費用の説明もしっかりとしてくれる業者が好ましいですね。
まとめ
解体や改修工事の前には、アスベストの事前調査が義務付けられています。
弊社には「一般建築物石綿含有建材調査者」「石綿作業主任技術者」の資格を有するスタッフがおりますので、
事前調査から結果報告、解体工事施工まで、一貫して承ることが可能です。
福島県で解体工事をお考えの方はぜひ弊社にお任せください!
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